【THE W】ニッチェが女芸人頂点に!「やりました~」7年ぶり決勝で感涙、マセキ所属では「我々が初」

[ 2025年12月13日 21:19 ]

「THE W」優勝したニッチェ
Photo By 提供写真

 女性芸人の頂点を決める「女芸人No.1決定戦 THE W 2025」が13日、日本テレビ系(後7・00)で生放送され、ニッチェが初優勝し、9代目女王に輝いた。

 紺野ぶるま、エルフと争った最終決戦ジャッジ。3票を獲得して最後の1票を、2人は腕を組みながら待った。粗品による最後の1票が、紺野に入り、これで2票に。勝ち名乗りを受ける前に、江上敬子、近藤くみこは力強く抱き合っていた。ハグを解くと、近藤の目は真っ赤。「○×△□…やりました~!」。声にならない涙声で、喜びを表現した。

 7年ぶり3度目の決勝進出となった同レース。決勝初出場が5組とフレッシュな顔ぶれとなった今大会で、結成20年の円熟コンビが頂点にたどり着いた。史上最多の参加者1044組の頂点に立ち、優勝賞金1000万円、副賞の日テレ系番組出演権と冠特番を手にした。

 しかし、豪華な賞よりもうれしかったことがある。ウッチャンナンチャン、ナイツ、かが屋と名だたる人気芸人が所属するマセキ芸能社で、初めてお笑い賞レースの頂点に立った。江上は「マセキ芸能社は、大会で優勝したコンビがいないんです。ピン芸人も。我々が初となります!」と胸を張った。

 勝ち残り方式で行われたファーストラウンドは、エルフ、パンツ万博、ヤメピとBブロックで対戦した。2人の喫茶店での会話。「謝りたいことがある」と言って、お詫びに有名店の菓子や札束など、次々と贈り物を繰り出す近藤くみこと、謝られる内容に戦々恐々とする、江上敬子のスリルあるやりとりで笑いを誘った。勝ち残っていたエルフとのジャッジは、審査員6人目まで3―3の同点。最後に粗品がニッチェに投票し、薄氷の勝利を飾った。そのままヤメピも破り、勝ち進んだ。

 最終決戦では、Aブロック勝者の紺野ぶるまと敗者復活のエルフと対戦。足をケガしながら、仮病でないことを証明するため、つえをついてジムを訪れた女性(江上)と、納得しつつもわずかなほころびを突いてくる従業員(近藤)とのコントで勝負。同じく出産を経験した紺野とのママ対決にも勝って、栄冠をつかんだ。

 第1、2回と続けて決勝に進んでいたが、「王様のブランチ」や数々のバラエティー番組など、すっかりお茶の間の人気者になり、しばらく大会から遠ざかった。それでも心残りとして引っかかっていた。

 空白の7年は、江上にとって激動の日々だった。20年に第1子男児、22年に第2子をそれぞれ出産。ママとしての日々も増えた。11月の準決勝突破後、「1、2回目は参加したんですけど、優勝できず。その後妊活、妊娠、出産があって。それを経て、ネタを作れなかった時期が長かった」と振り返った。「腐りかけていた」とも明かしたが、刺激になったのは後輩の活躍だったという。「THE Wで輝いている後輩を見て、もう1回やりたいなと思って」。お笑い魂に火が付いた。

 ママになって強くなった江上だったが、涙腺は弱いまま。「ママ、やったよ~!旦那さんも、やったよ~!」。テレビの向こうで見守った最愛の家族に、涙で勝利宣言した。

 大会は今年から開催方法が変更。昨年までの12組から、今回は8組となった。ファーストラウンドはA、Bブロック4組ずつが、勝ち残り方式でジャッジ。4組目が終了した時点で勝ち残った組が、最終決戦へ進む。

 さらに、各ブロック2位以下の組にも敗者復活の機会が残された。視聴者投票で「もう1度ネタを見たい組」が選ばれ、1位だった組が最終決戦へ進出。最後は3組で頂点を競った。

 大会は今年で9回目。審査員は川島明(麒麟)粗品(霜降り明星)田中卓志(アンガールズ)哲夫(笑い飯)友近、森田哲矢(さらば青春の光)リンゴ(ハイヒール)が務めた。MCはフットボールアワー後藤輝基、黒田みゆアナウンサー、大会サポーターは山添寛(相席スタート)、コットン。オブザーバーはタレントあの、パリ五輪フェンシング女子日本代表の江村美咲、手越祐也、陸上女子100メートルハードルの福部真子が務めた。

【過去の優勝者】
第1回(2017年)ゆりやんレトリィバァ(参加636組)
第2回(2018年)阿佐ヶ谷姉妹(参加606組)
第3回(2019年)3時のヒロイン(参加627組)
第4回(2020年)吉住(参加646組)
第5回(2021年)オダウエダ(参加700組)
第6回(2022年)天才ピアニスト(参加735組)
第7回(2023年)紅しょうが(参加863組)
第8回(2024年)にぼしいわし(参加903組)

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

芸能の2025年12月13日のニュース