「ここが君の居場所だよ」――Palette Parade夏目志穂、新曲「atelier」に宿る“手を伸ばす勇気”とグループの成長

[ 2025年11月30日 11:00 ]

【画像・写真1枚目】「ここが君の居場所だよ」――Palette Parade夏目志穂、新曲「atelier」に宿る“手を伸ばす勇気”とグループの成長(撮影・比嘉ゆめの)
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 7人組アイドルグループ「Palette Parade(パレットパレード)」(通称パレパレ)の夏目志穂が、新曲「atelier」のリリースを受けてスポニチ東京本社でソロインタビューに応じた。自己との葛藤を描いてきたこれまでのエモーショナル楽曲とは異なり、“外の世界へ手を伸ばす”明確な意思が込められた今作。自身も「今、私たちが歌うべき瞬間が詰まっている」と語るように、グループの新章を象徴する一曲となっている。(「推し面」取材班)

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 「『ここが君の居場所だよ』って、こんなにまっすぐ伝える曲は初めてなんです」。

  言葉のトーンには、少し照れたような、でも確かな自信がにじんでいた。最新作の「atelier」。グループの振れ幅ある楽曲の中でも今回は“エモーショナル”に分類される。しかし、これまでの“エモ曲”とは明確に違っていた。

 「これまでは自分自身との葛藤や、内面と向き合うような歌詞が多かったんです。でも『atelier』は、外の世界にちゃんと手を伸ばして、『君もここにいていいんだよ』って伝えている。グループとしての成長がすごく詰まっていると感じました」。

 ラスサビの一節で、“ここが私たちのアトリエであり、君の居場所であり、自分らしく生きられる…そんな今が素敵だよね”と強く優しく訴えかける。夏目も心を寄せるこのメッセージ。孤独や戸惑いを肯定しながら、その先へ進もうとする物語性がこの楽曲にはある。

 そんな思いを届けるため最も意識しているのが「視線」だ。「私たちだけの世界じゃなくて、ちゃんと相手に届くものにしたい。でも、ただ手を差し伸べるんじゃなくて、自分らしくいながら、そのまなざしでちゃんと目を見て伝える。そんな距離感がこの曲には合っている気がします」。

 ライブでは、クライマックスとなるラスサビで涙を浮かべるファンの姿に心が動かされるという。「泣きながらこっちを見てくれると、もちろんうれしいし、なんだかこっちまで感動して笑っちゃうんですよ」。その“触れ合い”が、また次のステージングへとつながっていく。

 もうひとつ、今作での大きな挑戦がある。2番Aメロのソロパートだ。

 「歌唱力に自信がある方じゃないから、これまでエモーショナルな曲ではメインボーカルの(比嘉)ゆめのちゃんや(葵)うたちゃんが大切なパートを歌うことが多かったんです。でも今回は私にもソロがあって…自分なりの表現をまだ探っている最中です」。

 最初は“笑顔で歌う”ことを意識していたが、今は少し違う解釈になっている。「歌詞に“笑っちゃう”ってあるけど、それって本当に心からの笑顔じゃないのかも…って最近は思っていて。明るく歌うだけじゃ足りない気がして、少しずつ変えているんです」。

 感情の入れ方というより、その“前段階”。歌詞の解釈から変わっていく。 最初と今とではパフォーマンスが違う。そんな「過程」こそが今の現在地であり、アイドルとしての歩みの証なのかもしれない。

  届け方に悩み、言葉を深く咀嚼しながらステージに立つ。“この景色を、君と分かち合いたい”。その一心が今日も夏目を照らしている。

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