「ほらここが君の居場所さ」その1行が灯した確かな光--Palette Parade山﨑悠楓が語る“アトリエ”と、自分を救う孤独との向き合い方

[ 2025年12月4日 11:00 ]

【画像・写真1枚目】「ほらここが君の居場所さ」その1行が灯した確かな光--Palette Parade山﨑悠楓が語る“アトリエ”と、自分を救う孤独との向き合い方(撮影・髙橋 來都葉)
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 7人組女性アイドルグループ「Palette Parade(パレットパレード)」(通称パレパレ)の山﨑悠楓が、新曲「atelier」についてスポニチ東京本社でソロインタビューに応じた。2期生として“自分の居場所”を探しながら歩む中での今作は、グループの「今」だけでなく、自身の原点を映す一曲になっている。(「推し面」取材班)

 イントロを聴いた瞬間、「この曲、いい」と感じたという。特に胸を打ったのは、歌詞に繰り返し登場する“居場所”という言葉。「オーディションの時から『ここで居場所をつくれたらいいな』と思っていたので、『ほらここが君の居場所さ』というフレーズはすごく刺さりました。ファンの人にも『あなたの居場所だよ』と伝えられる曲だと思っています」。

 今回任されたのは、1A冒頭の「♪咄嗟に漏らした嘘の帰り道、遠回りだけど一人になりたい」。これまで孤独を感じられるような歌詞を歌割でもらった経験はあったが、「1人になりたいと、自ら孤独を選ぶという意味の歌詞をいただいたのは初めてでした」。「重い歌詞だけど、自分にもひとりになりたい日があるから共感できるんです。だからこそ丁寧に歌いたいです」。

 普段は誰かと共に過ごしたいタイプだというが、同時に“自分の時間”の大切さも理解している。「白川千尋とパレパレハウスで一緒に住んでいるけど、みんなといても『今はひとりになりたいな』と思う時がまれにある。気持ちの浮き沈みは誰にでもあるし、その感情が曲にしっくりくる理由だと思います」。

 パフォーマンス面では、舞台で培った演技経験が生きている。1A冒頭の振り付けには、孤独へと向かう心の軌跡を演技的に落とし込んだ。「バイバイって手を振りながら一人になる演出があって、その後の『張り付いた笑顔』という歌詞の場面で口角を両手で上げる演出がついているんですけど、この時は、笑顔でいることが多い自分も笑えない自分を演じています(笑い)。本当はメンバーと目を合わせないようにしているんですけど、千尋と目が合って笑ってしまった日もありました。今後もあったら笑っちゃうかも...」。

 演技は2021年頃から本格的に取り組んだ“もう一つの武器”。過去曲「あくび」では「今までと違う山﨑が見えた」とダンスの先生に褒められた。「『atelier』でも同じように言ってもらえるよう、ひとつひとつの文字を丁寧に落とし込みたい。演技でしか表現できないものをパレパレに持って帰りたいので、日々ドラマや映画を見るようにしています。」。

 ライブで特に見てほしいのはやはり、演技的要素が色濃くにじむ1Aのパート。「舞台の経験がすべて詰まっている部分なので、ぜひ注目してほしいです」

 “居場所”をめぐる揺れる気持ちと、孤独を抱える人への寄り添い。そのどちらも胸に抱きながらステージに立つ。アトリエとは、山﨑が見つけた自分の居場所であり、誰かの帰る場所でもある。

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