ステージに立てなかった半年間「それでも見続けてくれた」――アイドルカレッジ藤代梨々花、けがからの復帰と再び重ねた視線の意味

[ 2025年11月1日 11:00 ]

【画像・写真1枚目】ステージに立てなかった半年間「それでも見続けてくれた」――アイドルカレッジ藤代梨々花、けがからの復帰と再び重ねた視線の意味(撮影・若林 春来)
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 女性アイドルグループ「アイドルカレッジ」(通称アイカレ)の副リーダー・藤代梨々花が、9月発売の新作「Owen」のリリースを受けてスポニチ東京本社でソロインタビューに応じた。かつて大きなけがにより半年間表舞台に立てなかった経験を経て、今再びスポットライトの下に立つ。そこに込めた思いと、支えてくれた“目線”の意味とは――(「推し面」取材班)

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 「曲を聴いて、自分のことだって思ってしまった」

 「Owen」に収録された一節。♪それでも支えてくれた天使がいた――。そのフレーズに心を震わせた。けがで長くステージを離れていたあの頃を思い出さずにはいられなかったからだ。

 リリースされたばかりの新曲にも関わらず、藤代はしばらくそのステージに立てなかった。ヒールを履いての振り付け動画撮影中に足首の靭帯を損傷。約半年間公演に出られず、メンバーのパフォーマンスを外から見守るだけの日々。副リーダーという立場としての焦りもあった。その中で支えになったのがメンバーの存在だ。

 石塚汐花とのデュエットパートがあるカップリング曲「星屑エレジー」。藤代が歌に復帰した後も石塚は必ず目を合わせてくれた。「大丈夫だよ」――。言葉には出さなくても、その目線がそう語っていた。半年間ステージにいない自分を見続けてくれた視線。それは何よりも大きな支えだった。

 「誰かのために歌う、っていう気持ちは、私の原点なんです」

 もう一つのカップリング曲「One」もまた、応援する側・される側がひとつになれる楽曲だという。ツアーでは必ず最後に歌われるこの曲。振り付けの中で自然と手をつなぎたくなるような一体感が生まれ、心が一つになる。その象徴的なシーンがリーダー・若林春来に向かって全員が駆け寄る振り付けだ。「気づけば心がリンクしてました」。そんな感覚を覚える瞬間だという。

 「Owen」のミュージックビデオ(MV)撮影ではファンの存在が大きな原動力になった。早朝から長時間、ひたすら応援の演技を続けてくれた。「体力的にもしんどい。でもそれをやってくださって。あれは愛がないとできないです」。ファンによる“応援される応援”、そして“熱い視線”に支えられたMVは特別なものになった。

 ♪それでも支えてくれた――。 その歌詞の重み。「弱い」自分を支え続けてくれた人たちがいたからこそ今また“目を合わせて”歌うことができている。

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