人間国宝・片岡仁左衛門 21日歌舞伎座公演を休演 20日公演で膝から崩れ落ちる場面も

[ 2025年9月20日 20:11 ]

片岡仁左衛門
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 歌舞伎俳優で人間国宝の片岡仁左衛門(81)が20日、21日の東京・歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」の「通し狂言 菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」昼の部(Aプロ)を体調不良のため休演することが発表された。代役は松本幸四郎が務める。「筆法伝授」での菅丞相(かんしょうじょう)(菅原道真)を松本幸四郎、武部源蔵を市川染五郎、「道明寺」の菅丞相を松本幸四郎が演じる。今回の公演はAプロ、Bプロの2つの配役で2日に幕を開けていた。仁左衛門はAプロの主役を担っていた。

 20日の昼の部に出演していた仁左衛門は「筆法伝授」で膝から崩れ落ちる場面があり、体調が心配されていた。観客によると、市村橘太郎や松本幸四郎がすぐにフォローし、舞台は続行。観客がかたずをのんで見守る中、仁左衛門は続く「道明寺」にも登場。最後に花道を去って行く場面では足元がおぼつなかい様子だったが、最後までやり遂げ、会場は大きな拍手に包まれた。

 「菅原伝授手習鑑」の菅丞相は仁左衛門にとって当たり役。祖父から父、そして自身へ受け継がれてきたもので仁左衛門自身も「ほかのお役とは違う」と周囲に意気込みを語っていた。

 仁左衛門は93年に大葉性肺炎、膿胸、食道亀裂などの大病を経て1年休演。23年には歌舞伎座四月公演を体調不良で3日間休演していた。

 21日以降のAプロの上演は千秋楽の24日。こちらについては決定次第、松竹ホームページで知らせるという。

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