メイド330人にご主人さまが「萌え～」　創業20年のカフェが企画　チェキ撮影会などで交流

全身でハートを表現する、レジェンドメイドのhitomiさん（中央）ら
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　東京・秋葉原や大阪などに10店舗を展開するメイドカフェ「あっとほぉーむカフェ」が3日、都内で創業20年を祝う企画「あっとフェス2024」を開いた。会場では、約330人のメイドが、ご主人さまらとチェキ撮影などで交流。運んだ飲食物に愛情を込めるフレーズ「萌え萌えキュン」を発案したレジェンドメイドで、秋葉原観光親善大使を務めるhitomiさんは「メイドを文化にしたい」と意気込んだ。

　店舗は屋敷、従業員がメイド、客がご主人さまという世界観を守り、600人以上が在籍する人気店。ドラマ「電車男」が放送された2005年に、新語・流行語大賞で「萌え～」がトップ10入り。萌え体験を目的にした訪日客も多い。メイドは“永遠の17歳”だが、hitomiさんは3歳と5歳の男児を持つ母。「メイドと女性としての夢は同時にかなえられる。ママが一番可愛いと息子に言われるとうれしい」と目を細めた。周年企画は来年8月まで展開する。