タレント業で最高年収2億円の元アスリートが天狗時代を告白 ポケットに200万、CM1本1000万円

[ 2024年1月11日 17:11 ]

大久保博元氏
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 元楽天監督、巨人コーチの大久保博元氏(56、デーブ大久保)が11日、フジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)にゲストとして生出演。天狗(てんぐ)となっていた過去を明かした。

 大久保氏は「芸能界マル秘有頂天クイズ 実はあの頃わたし天狗でした」のコーナーに、最初は天狗の面を被り、顔と名前を隠して登場した。

 VTRでは大久保氏について、20代から数多の高級外車で現場入り、持ち前の愛嬌(あいきょう)とトーク力の高さで一躍人気者となると、かつて放送されていた「料理の鉄人」の審査員や「マジカル頭脳パワー!!」など、数々のバラエティ―番組に引っ張りだこになったと紹介。そんな当時の最高年収は2億円。若くして大金を手にし、大先輩にも「ふざけんな!」とかみつきまくりだったとし、人呼んで「平成の超生意気天狗」と伝えた。

 大久保氏は芸能界の交友関係を聞かれると、「お世話になった方ですと、和田アキ子さんもそうですし、とんねるずさんもそうですし。(ビート)たけしさんなんかもそうですし。だいぶお世話になりました」と告白。

 番組では大久保氏の「小天狗エピソード」として、「ポケットに現金200万円。夜の銀座で大盤振る舞い」を挙げた。大久保氏は「カードがない時代っていうのもありますけど、現金を100万、200万みんなポッケに入れて。なんなら30メートル移動でもタクシー乗って、みたいな」と打ち明けた。

 素顔を隠しているためプロ野球選手時代とは明かさなかったが「突然僕らの会社(球団)の人が2000万円くれちゃったり。賞金も出るんで。それも結構大きくて。それ現金なんで」とも語った。一晩で大金を使うこともあり「普通でしたけどね、使うのは。しかも領収書知らなかったんで、使いっぱなしでしたね」と語った。その後芸能活動をするようになり、最高年収は2億円までいったとした。

 さらに「中天狗エピソード」では「先輩の助言に“ふざけんな!笑ってんじゃねえ”イキって反抗しまくり」とプロ野球選手時代の驚きの出来事が。大久保氏は「黒歴史で恥ずかしいんですけども、本当に調子に乗ってたんで。ある上司(コーチ)から、僕をだしに使って笑いを取られることが物凄い嫌で、いじられるの、それが許せなくて、“ふざけんな、笑いもんじゃねえんだ!”みたいになって」と回顧。

 「絶対やっちゃいけないんですよ、僕らの世界は。それやって、またみんなで集まって、また文句言われて、また文句言い返すみたいなことやってたんで」と語ると、「いやあ本当に人生やり直したいくらいの事やってましたね。土下座したいぐらいですよ」と反省した。

 そうして「大天狗エピソード」としては「CM1本1000万円であっというまに年収2億円。“芸能界ってこんなにチョロいの!?”」と伝えられると、大久保氏は「これは恥ずかしいですよね。僕らは現役時代だいぶ練習とかいろんな稽古とかしてやってきて、正直、芸能人の方々と会えて、皆さん収録長えなあとか言ってるけど、僕らからしたら芸能人が3時間も見れるとかって言うのに、“えっ、何十万ももらっていいの?”っていう。収録も楽しいし」と告白。

 「それでお金が何十万も入って来るっていう。CMは1000万円だとかって。こんなおいしいの、だからみんな芸能人になりたいんだなって」とぶっちゃけた。年収2億円は現役時代よりも高額だったとし、「びっくりする額でしたね。値段見て頼まなくなりましたよね。買う物でも。だいぶ天狗でしたね。本当に土下座したいですよ。その時代に戻りたいですよ」とざんげした。

 プロ野球界への復帰を経て、現在は収入は「だいぶ落ち着きましたけれども」と大久保氏。天狗時代の最も高い買い物は家だとし、「その後高級車現金で買って。2000万円の車を買って」と話した。

 その後面を取り、自身の正体を明かした大久保氏は、「こんなになって土下座したいくらい」と再び話した。芸能活動をしていた当時は「だいぶ稼がしてもらったですねえ。サイン会とか講演も正直大体最低50万ぐらいで。80本ぐらいやりましたから」と語った。

 現役時代は西武、巨人で活躍したが、「年俸は5200万円が最高だったんですけど、そのオフに、当時巨人軍ではサイン会で高級車1台買えるぐらい稼ぎなさい、みたいに先輩が言ってくれて。調子に乗って千葉と茨城掛け持ちでサイン会やったりとか。練習しないから現役も早く終わったっていう」と話して笑わせた。

 現在は「野球学校とか、YouTubeとか、お店もやってるんですよ」と飲食店の経営なども行っていると説明。最後にテレビを見ている人にメッセージをと言われると、「お金は困らない程度でいいんで、それよりも毎日精一杯生きてくことの方が大事ですから、お金稼いで天狗になって、こういう番組に呼ばれないような人間になっていかないと。恥ずかしくてしょうがないですよ。皆さん大変申し訳申し訳ありませんでした」と頭を下げた。

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