ASKA、能登地震被災地へ「寝袋2000個」寄付 野口健氏が感謝「この寝袋に救われる多くの命がある」

[ 2024年1月11日 10:29 ]

ミュージシャンのASKA
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 ミュージシャンのASKA(65)が、1日午後4時10分ごろに発生した石川県能登地方を中心とする最大震度7の地震の被災地に対し、寝袋2000個を寄付したことが分かった。アルピニストの野口健氏(50)が伝えた。

 野口氏が代表を務めるNPO「ピークエイド」は、岡山県総社市と被災地支援協定を結び、市と連携して支援物資を提供。「せめて夜ぐらいは体を暖めてぐっすりと寝てほしい」との思いから、被災者のために寝袋を送るプロジェクトを開始し、第1便は寝袋1126個、エアマット153枚、さらに有田焼カレーレトルト300個を用意。寝袋は、総社市の支援チームと合わせ、1889個を提供した。

 その後野口氏は、「ミュージシャンのASKAさんから寝袋2000個のご寄付の連絡を頂きました!!!」と、ASKAから2000個もの寝袋寄付があったと報告。「ASKAさんとは2010年に『LOVE SONG』のミュージックビデオに出演させていただいて以来のご縁です」と明かし、「そしてまたこうして被災地支援でご一緒できることをとても嬉しく思っています。感謝、感謝、感謝です。第二便で被災地にお届けしたいと思います」と感謝を記した。

 ASKAも「野口さん、お久しぶりです。被災者、被災地支援の呼びかけ、そして被災地への搬送、本当にありがとうございます。この“ありがとうございます”は、僕だけではなく日本国民の感謝の言葉です」と、野口氏の試みに感謝。

 続けて「今、それでも足りない分を国内外からかき集めています」とし、「引き続き、どうぞよろしくお願いいたします」と今後も支援を続けるとした。

 野口氏は「ASKAさん、本当に有難うございます。オーバー抜きに“寝袋一つで助かる命がある”と確信しています」と主張。「私の事務所の方に被災者の方々から直接、ご連絡を頂きますが、今だに車中泊されている方や、避難所のスペースが足りず、入りたくても入れなかったり…。寒くて夜が寝られない、夜がくるのが怖いと。寒さにより長期間、体が冷え切りますと免疫力も低下し災害関連死に繋がりやすいと医師からも聞いた事があります」と説明し、「ASKAさんの寝袋に救われる多くの命。責任を持って被災者の皆さんにお届け致します。本当に有難うございました」と、重ねて感謝の言葉を記した。

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