将棋の女流タイトル戦「第3期白玲戦」　挑戦者・西山女流3冠が里見香奈5冠を下し白玲位奪還

復位を決めた西山朋佳新白玲。揮毫（きごう）は「霽月（せいげつ）」（撮影・我満　晴朗）
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　将棋の女流タイトル戦で最高賞金額1500万円がかかる第3期白玲（はくれい）戦7番勝負は28日、東京都台東区の浅草ビューホテルで最終局を行い、先手の挑戦者・西山朋佳女流3冠（28）が里見香奈白玲（31）＝5冠＝を111手で下し、4勝3敗で2期ぶりに白玲位を奪還した。

　女流8タイトル戦で半数を占める4冠に復帰した西山は「番勝負はあっという間でした。里見さんはお強い方。少しでも追いついていけるように頑張りたい」と心境を吐露。敗れた里見は4冠に後退し「それが今の実力です」と言葉少なだった。