福山雅治モノマネ芸人、給料激減…月収250万円から衝撃の金額「53歳、子供3人、まだまだ稼がないと」

[ 2023年9月6日 10:04 ]

吉本新喜劇の大山英雄(2009年撮影)
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 お笑いタレントの大山英雄(53)が、6日までに更新されたYouTubeチャンネル「街録ch~あなたの人生、教えて下さい~」にゲスト出演。仕事や家庭について赤裸々に語った。

 大山は20代の時、合コンで「福山雅治さんに似てるね」と言われたのをきっかけに、福山ネタを研究。福山公認のモノマネタレントとしてブレークした。

 主戦場としていた大阪から上京し、フジテレビ系列で放送されていた人気バラエティー番組「ワンナイR&R」の準レギュラーに抜てきされた。準レギュラーだったが、ほぼレギュラーのように毎週出演していたため「あの時は潤ってました」と回顧。「ワンナイのメンバーが、のし上がっていくじゃないですか。ぐっさんや、ゴリや、ゴリエちゃんもそうですけど。みんながね、“車買おうと思ってんねん”とか、楽屋で会話するわけですよ。こんな車、こんな車…って。僕も入れてましたからね、その中に。会話できているくらい、収入はありましたから。みんなほどではなかったですけど」と、2000年代の収入が過去最高だったと振り返った。

 「MAX月収」を問われると、「ちょっと特殊なんですけど、ワンナイやってルミネ出たときに、ミュージカルの仕事が来たんですよ。山本耕史くんと、河相我聞くんと、僕が主役の。そして、ルミネの収入もあって、ミュージカルのギャラが一気に入ったときがあるんですけど、その時ですね」と説明し、「250万円でした」と金額を告白。「そんな大したことないでしょ」と謙虚に笑みを浮かべたが、「それが今や…」と伏し目がちに語った。

 ワンナイ放送終了後、劇場を主戦場として仕事をしてきた大山。しかし、2020年からの「コロナショック」により、「一気にエンタメ業界がやられた」という。コロナ禍の当初、舞台が「2~3カ月休業」と発表され、何と「僕その時は117連休」と仕事が急になくなってしまったという。

 急に休業が決まった最初の2、3カ月は、「吉本が優しいので、この時点で出番入ってるやつの給料は補償すると言ってくれて。だから、最初の2カ月くらいは入っていました」と、休業となっても給料は振り込まれたという。しかし、この補償が切れると、何と「月収6000円」に。「逆になんの6000円だよって感じですよね」と苦笑いを浮かべたが、相当厳しかったという。

 大山は現在3人の息子がおり、当時は上の2人が高校生、下が中学生と育ち盛り。仕事がなくなった大山を後輩芸人が心配し、「YouTube配信に呼んでくれたり…」というが、なんと2020年の時点で「僕、ガラケーだったんですよ」と、まさかの告白。「それはアカン」と指摘され、すぐにスマホを購入しに行くも、コロナ禍でなかなか手に入らず、初めてスマホを手にしたのは1カ月後だった。

 家計を助けたのは、これまでの貯金と妻の働き。「嫁さんが働いてくれてました。エッセンシャルワーカーで、コロナ禍でも働かなきゃならない職種で…そして、貯金を崩して。すぐに元に戻るだろうと思っていたんですけど…なかなか戻らなかった」とこれまでの歩みを回顧。現在も完全には元に戻らず、「年収も半分以下です」と明かした。

 現在は「もがいていくために、3月からYouTubeを始めたんです」といい、「来週で53歳。ちょっと何とか…もうちょっとだけ稼がないと、子供たちを大学まで行かせないとダメなんですよ。あと5年くらい稼がないと」と、前を向いていた。

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