勝野洋 娘の手でよみがえった「太陽にほえろ!」テキサス 「青春を本番に向かって再現している」

[ 2023年9月6日 05:15 ]

笑顔で写真に納まるキャシー中島、勝野洋
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 勝野洋(74)が5日、主演を務める舞台「太陽にほえたら...」の製作発表を行った。原案は妻のキャシー中島(71)が務め、脚本演出は次女の勝野雅奈恵(41)が手掛ける。「勝野劇団」として今年が7回目の公演となる。

 作品は「太陽にほえろ!のテキサス三上順が生きていたら」というキャシーの原案を雅奈恵が作品化。「何回殉職シーンをリピートして見ても、どう見ても8発撃たれて殉職している」との考えから「太陽にほえろ!のテキサス刑事に憧れて刑事になった主人公」と設定を練り直して、作品を書いた。雅奈恵は「勝野ファミリーのヒストリーの集大成だと思っていただいていいです」と語った。

 娘が作成した台本に当初、勝野は「テキサス!?あれやるの?止めてくれよ」と驚いた。「その反面うれしいというか、そこに戻ってくる。青春を本番に向かって再現している」と自身の原点となった役を演じる喜びも口にした。そして「芝居に入ってからはギスギスしていきますね。寂しいけど、でも終わった時は最高ですね」と家族でも作品作りでは一切妥協がないことを強調。キャシーも「家庭円満ですけれども、芝居の時は崩壊するんじゃないか思うくらい意見の交換がある」と語り、笑顔を見せた。

 舞台には息子の洋輔(39)もテキサス役で登場する。「目を見ないようにしている。最終的にはテキサスになりたいけど、今は自分なりにかみ砕きたい」と現在父とあえて距離を置いていることを明かした。

 公演は10月4日から11日まで東京港区の俳優座劇場で行われる。

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