小倉智昭氏 がんとの闘病中に「三途の川」を見た臨死体験を明かす

[ 2023年8月29日 21:03 ]

がんと抗がん剤の副作用と闘っている小倉智昭さん(左)と生島ヒロシ
Photo By 提供写真

 がんと闘病中のキャスター小倉智昭氏(76)が29日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜前5・00)にゲスト出演した。

 小倉氏は2016年、初期の膀胱(ぼうこう)がんを公表。18年に膀胱を全摘出手術したが昨年10月、肺への転移が分かり、抗がん剤治療を続けている。
 
 「“三途(さんず)の川は本当にあるんだね”という報道にぶっ飛びまして」とフリーアナウンサーの生島ヒロシ(72)があいさつすると、小倉氏も「まさか自分でも、そんなものがあるとは思わなかったですよ」と答えた。

 小倉氏はこれまでの経緯について説明した。「昨年10月の末、がんの治療のために使ってた薬がもの凄く効果があったんですけど、腎臓の方に影響が出ちゃったものですから。検査入院をして、その1週間くらい前から毎日のように仕事を入れてたんです。日光に取材に行って一日中動いていたら、具合が悪くなっちゃって。帰りの車の中で“明日、大阪に行けない。もうダメかも分かんない。多分、入院するぞ”とマネージャーに言って…」と赤裸々に告白。「その翌日、病院に行って先生の顔を見た途端にぶっ倒れたんですよ。その後、余り意識がなくてその間、病院は右往左往、大変だったみたいですよ。突然、検査入院のハズが緊急入院しちゃったんでね。その時に家内にも連絡が行って“危ない!そのつもりでいて下さい”って言われたらしい。その時でしょうね!夢なのか、現実なのか分からない!いわゆる三途の川ってやつ」と説明した。

 生島は「お花畑があるんですか?」と質問すると、小倉氏は「あるんですよ。親父が出て来てね。さんざん話して…。最後に“智昭、そろそろ行くぞ”と言うから、ちょっと待て!と。オレはもうちょっと居るって言ったら、“なんだお前、行かないのか”と言うから。良くドラマで見るような橋を渡って行くんですよ。親父は。それでキレイなお花畑。霞がかかっているような花畑の方に親父は消えて行く。あれは夢だったのか、臨死体験なのか、自分でも分からない。今となっては笑い話」と明るく語った。

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