篠原涼子“二刀流”の50歳 26年ぶりライブで歌手“復帰” 女優と両立へ

[ 2023年8月14日 04:50 ]

26年ぶりのコンサートツアーをスタートした篠原涼子(撮影:佐藤薫)
Photo By スポニチ

 女優で歌手の篠原涼子が東京・六本木のビルボード東京で13日、26年ぶりにライブを行った。この日は50歳の誕生日。1曲目を終えて「やっと皆さんの前で歌えました」と満面の笑み。1994年の大ヒット曲で、昨年のNHK紅白歌合戦で歌った新バージョン「恋しさと せつなさと 心強さと 2023」など全9曲を熱唱し、集まった約300人を魅了した。

 とろけるような時間だった。胸元が大きく開いた黒のロングドレス姿で登場。マイクのスタンドをなぞり、しっとりとした歌声を響かせる。「私と一緒に、幸せになってくれますか?」の色っぽいささやきに、観客は熱を帯びた表情で舞台を見つめた。

 94年7月に「恋しさと…」をリリースした。当時はバラエティー番組などに出演するタレントだった。同曲は劇場版アニメ「ストリートファイター2 MOVIE」のテーマ曲で、累計200万枚超えの大ヒット。その後、女優として開花。主演作が続く人気女優となり、演技の仕事が中心になった。

 女優業に専念していたが、ゲームソフト「ストリートファイター」シリーズが昨年35周年となり、「恋しさと…」をセルフカバーする企画が始動。「改めて音楽活動するきっかけだと思った」と言い、今回のステージにつながった。アンコールではバースデーケーキが出てきて、観客からも祝福の拍手。「皆さんの顔が見られて幸せです。最高のプレゼント!」と喜んだ。

 このライブから、本格的に女優と歌手の“二刀流”。「両輪しっかりやっていけたら」と意欲を見せた。

 私生活では21年7月に俳優の市村正親(74)と離婚。新たな恋の予感は?の質問には「今は恋、したくないですね。でも、何か形が変わればチャンスかな?と思います」と笑顔。仕事にまい進することを決め、迎えた50歳。“大人の恋”も、いずれ訪れる時が来るかもしれない。ライブは20日に大阪、26日に横浜で開催する。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年8月14日のニュース