藤井王位 勝てば4連覇の第4局前夜祭に出席「3年越し。うれしい」過去2年流れた嬉野対局に実感

[ 2023年8月14日 19:26 ]

王位戦第4局の前夜祭で地元小学生から花束を受け取った藤井聡太王位(左端)と佐々木大地七段(右端)
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 藤井聡太王位(21)=王将、名人、竜王、叡王、棋王、棋聖含む7冠=は14日、佐賀県嬉野市「和多屋別荘」で、挑戦者に佐々木大地七段(28)を迎える第64期王位戦7番勝負第4局の対局場検分に臨んだ。7番勝負はここまで藤井の3勝0敗。藤井が勝てば王位戦4連覇となる。検分後、前夜祭に臨み「3年越しの対局。うれしく思います」と実感を込めた。

 待望の嬉野対局となった。王位戦での過去2期、共に挑戦者に豊島将之九段(33)を迎え、第4局で嬉野対局を予定した。ところが一昨年は豪雨被害で、昨年は豊島の新型コロナ感染により実施が見送られた。一昨年は同じ日程で大阪市福島区の関西将棋会館へ、昨年は第5局を予定した徳島対局を第4局として前倒しした経緯があった。

 「この日を迎えられ。感無量です」。迎え入れた嬉野市の村上大祐市長があいさつで興奮を語った。ここ2年、「消え入るような声で開催中止の会見を行ってきた」からだ。あいさつではこの日、藤井が昨年9月に開業した西九州新幹線を利用したと明かし、「(市役所に)“嬉野温泉駅に藤井王将らしき人がいた”と連絡が入った。中止自体は不幸だが、嬉野市を知っていただいた」と思わぬ藤井効果を物語り、対局関係者ら150人の出席者を笑いに包んだ。

 一方、長崎県対馬市出身の佐々木にとっては隣県で地元対局となる。7番勝負は後がなくなった状況下、「自分の力を信じて、集中して臨みたい」。師匠の深浦康市九段(51)が王位戦7番勝負唯一、3連敗から4連勝したのが第50期。反転攻勢へ移る第4局は長崎県佐世保市対局で、同じ九州対局だった。

 「九州でカド番。師匠と同じ状況になった」と苦笑いしたが、1勝3敗で同じく藤井に屈した棋聖戦5番勝負との「夏の12番勝負」は接戦ばかり。師匠同様、流れを変える一局としたい。

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