ホラン千秋 暗黒時代からの逆転劇を回想「10年必要だったんだろうなと思います。私には」

[ 2023年8月4日 23:05 ]

ホラン千秋
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 タレントのホラン千秋(34)が、4日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金曜後8・57)にゲスト出演し、挫折人生からの逆転劇を振り返った。

 5歳でキッズモデルを始め、現在の所属事務所のオーディションに合格。女優を目指したが、多くのライバルたちの前に挫折し、仕事が減る中で大学進学を決意した。「大学は夢が叶わなかったことの証明なわけですよ。そこから暗黒の時代へ…」。キャンパスライフを楽しむ同級生たちを忌み嫌うようになり、仕事では苦楽をともにしてきた同年代の女優の卵たちがやめていく姿を目の当たりにした。

 転機を求めて米国へ演劇留学したこともあった。英語の時代劇など難しい台本読みに苦労していると、同級生たちは励ましてくれたというが、「励まされるために来たんじゃないと思って、無力さを痛感しました」とみじめさを感じたという。そんな中、同級生たちに日本について話していると、「お芝居以外に何が好きだったかな?って考えて。私、しゃべるの好きじゃん?」と気がついたという。

 帰国すると、芝居にこだわらずにトーク関連のオーディションを受けるように。すると、ラジオのパーソナリティー、情報番組MCなど3つの仕事が次々と決まっていったという。「今まで100、200受けても1個も引っかからなかったのが、ポンポンポンと受かったんです」。度重なる失敗から、自己肯定感の低かったホランだったが、「そういうところから、人に求められると人間ってうれしいんですよ。求められるんだったら、それに応えたい。一生懸命そこで仕事をしたい、役に立ちたい」と、前向きな気持ちを取り戻したことを明かした。

 10年に及ぶ暗黒時代を経ての現在。MCの中居正広から「あの10年、決して短くなかったですよね?」と聞かれると、ホランは「でも10年必要だったんだろうなと思います。私には」としみじみ語っていた。

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