佐藤浩市が自虐「横浜流星じゃなくてすいません」 主演映画「春に散る」特別試写会にサプライズ登場

[ 2023年7月31日 19:17 ]

映画「春に散る」の特別試写会で舞台あいさつに登壇した(左から)山口智子、佐藤浩市、片岡鶴太郎
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 俳優の佐藤浩市(62)が31日、都内で主演映画「春に散る」(監督瀬々敬久、8月25日公開)の特別試写会で舞台あいさつを行った。

 観客にはサプライズで共演の山口智子(58)、片岡鶴太郎(68)に呼び込まれて登壇。客席から歓声が上がる中、「サプライズなのに(共演の)横浜流星じゃなくてすいません」との自虐で笑いを誘った。

 沢木耕太郎さんの同名小説の映画化で、佐藤は偶然出会った若者(横浜)に世界チャンピオンの夢を託す元ボクサーという役どころ。「ボクシングのシーンは、特に女性は痛いのが嫌と思いながら、いつの間にか手に汗を握って前のめりになっているはず」と絶対の自信を見せた。

 人生の終着点が見えているという設定だが、「『人間の約束』(63年)という映画に主演した(父親の)三國連太郎が同じ年頃だった。昭和の60歳過ぎの達観した部分を見ると、自分は何でこんなに未成熟なんだと思うが、今だからこそもう一回前に進めるという気づいたところを投射できた」と満足げに説明した。

 横浜ら若手に対しては、「ストイックで視野が広い」と評価。その上で、「佐藤浩市名言集として、若い頃は大人にバカにされ、年を取ったら若者にバカにされる。だから今やるしかないと思えるんです」と自らを鼓舞したことを明かした。

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