市川猿之助被告が保釈 逮捕から34日…黒スーツ姿で深々と6秒一礼、署にも頭を下げて無言で車へ

[ 2023年7月31日 20:28 ]

保釈された市川猿之助被告
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 両親への自殺ほう助の罪で東京地検に起訴された歌舞伎俳優の市川猿之助(本名喜熨斗孝彦)被告(47)が31日、保釈保証金500万円を納付し、勾留先の警視庁原宿署から保釈された。弁護人が28日に東京地裁に保釈請求し、東京地裁がこの日、保釈を認める決定をした。検察側は決定を不服として準抗告したが、地裁は退けた。

 午後8時27分頃、黒いスーツ姿で原宿署から出てきた猿之助被告は詰めかけた約100人の報道陣に向かって深々と6秒一礼。その後署に向けても頭を下げた。多くの報道陣が待ち受けたが何も語らず、そのまま車に乗り込んだ。

 白髪交じりで、髪の毛は伸びていた。視線は揺らぐことなく、足取りはしっかりしていた。

 起訴状によると、両親の自殺を手助けするため、5月17日、東京都目黒区の自宅で向精神薬を両親に服用させ17~18日に死亡させたとしている。

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