谷原章介　“年金未納報道”中条きよし議員に「国民を代表する国会議員としてどうなのか」

谷原章介
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　俳優の谷原章介（50）が20日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。日本維新の会の馬場伸幸代表が19日、同党の中条きよし参院議員（76）が年金保険料計約750万円を納めていないとの週刊文春報道を受け、事実関係を調査する意向を示したことについて言及した。

　馬場代表は「弁護士に依頼して納付状況などを精査している。整理した上で指導する」と述べた。中条氏は歌手や俳優として活動し、ヒット曲「うそ」で知られる。週刊文春は、中条氏は数十年間、年金保険料を未納だと指摘。昨年の参院選で初当選後、日本年金機構職員の督促を受けても支払わなかったとした。中条氏の議員事務所は取材に「公的年金制度に加入し、保険料を納入し続けることは国民の義務だと認識している。指摘については確認中だ」と回答した。

　谷原は、中条氏について「あくまで“もらう気がないから払わない”というのは、ご本人が発言をしたのを、電文という形で年金機構の方が言ったそうですけれども」としたうえで、「“もらう気がないから払わない”、自分はお金を持っている、老後を自分で面倒みれるからいいじゃないかということにも聞こえますし、なおかつ国民の義務じゃないですか。馬場代表は政治家として問題ある発言と言ってましたけど、国民としてどうなのか。そして、しかも国民を代表する国会議員としてどうなのか」と指摘。

　そして「ちょっと何か勘違いしてるのかなという面があると思うのは、振り返って払うことができる期間というのも実は決まってるじゃないですか。750万円全部やっぱりここであらためて払いますと言ったって、国としてはたぶん最長で2年までしか今振り返って払えなかったかなと思うんですね。ですから以前、5年という時期もあったりもしますけれども、その権利を放棄しているということですので、もちろん義務でもありますけれども、いざ払おうと思った時に払えなくなってしまうという点で、なるべく未納の方はね、早めに振り返って納付していただきたいと思います」と呼び掛けた。