矢本悠馬 デビューきっかけは「お化け屋敷連れて行ってあげる」 監督の勘違い?でオーディション合格

[ 2022年7月7日 14:35 ]

矢本悠馬
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 俳優の矢本悠馬(31)が7日、フジテレビ系「ポップUP!」(月~金曜前11・45)にゲスト出演。俳優デビューのきっかけは「母の嘘(うそ)」だったことを明かした。

 12歳の時に映画「ぼくんち」でデビューした矢本。当時、母から「太秦映画村のお化け屋敷に連れて行ってあげる」という言葉につられてオーディションへ行き、母の嘘に怒りながら台本を読んだところ監督の目にとまって合格した。

 「僕、当時お化け屋敷が好きで。そのまま両親とお化け屋敷に行ったら、僕と同い年くらいの子たちがばーっといて、お化け屋敷めっちゃ盛り上がってるなって感じだったんです。そしたらおじさんに、順番来たら部屋に入ってこの紙を読んでくださいって言われて。味わったことないお化け屋敷だなあと。オーディションっていう概念がなかったので」としばらくはオーディションだとわかっていなかったという。

 「他の子は“○○所属の○○です!”とか言ってるんですけど、僕は順番来ても、所属もないしどうしようって…その時に母親に対しての怒りがわいてきて、イライラしながらセリフを読んだら、阪本順治監督が気に入ってくれて。どんどん人が減っていく中、僕が残っていって。最後の2人になって、その時もずっとキレてたんです。そしたら阪本監督に“お前、いいなあそれ。作ってきたなあ、合格や”って言われて。勘違いやなあって」と、結果的には母へのイライラが功を奏した。

 「作品が貧乏な話で、お母さんが勝手に家を売っちゃって住む所もなくなってどうするんだみたいなイライラしてる子供の役だったんです」と、オーディション時にイライラしている様子がキャラクターにハマったようで、「阪本監督の前でポケットに手つっこんで、“もうええやろ、はよ帰りたいねん”ってすごい態度とってたんですけど、それも(役への)アプローチだと勘違いされたみたいで」と苦笑しながら振り返った。

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2022年7月7日のニュース