ROLAND 村上春樹に憧れ、決めゼリフ連発も…フジ渡辺渚アナはバッサリ「何言ってるかわからない」

[ 2022年7月7日 12:48 ]

カリスマホストのROLAND
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 実業家でホストのROLAND(ローランド、29)が6日深夜放送のフジテレビ「ホンシェルジュ・バカリズム」(水曜深夜1・40)にゲスト出演。比喩表現に興味を持ったきっかけとなった小説家を明かした。

 本棚を見ればその人がわかるというテーマで有名人の自宅本棚を忠実に再現。本を通じて、普段決して表には出ない芸能人たちの意外な本性や素顔、考えていることをひもといていく番組だ。「家に本棚は置いてない」というROLAND。スタジオではこれまで読んだ本の一部が紹介され「LIFESPAN(ライフスパン):老いなき世界」、漫画「夜王」など多岐にわたった。

 MCのバカリズムが気になった一冊として挙げたのは、村上春樹「ノルウェイの森」。

 ROLANDは「現役ホスト真っ只中くらいに読みました。ちょっとインテリと思われたいっていうミーハーな入りで。どんな本を読んでるかってブランディングもあるじゃないですか。お客様とかにインテリジェンスな接客をするホストと思われたかったんで。趣味何?って聞かれて読書って答えて、どんな本?って聞かれるじゃないですか。その時に、“ま、村上春樹とかかな”って自分で言いたかったっていう」と不純な動機がきっかけだったという。

 しかし「そっからハマりましたね」と一気に村上ワールドへ引き込まれた。「言い回しがとてつもなくオシャレ。アメリカンジョークっぽい言い回しを日本語でうまく言える稀有な存在だと思ってて。こういう男になりたいって久しぶりに思ったのが村上春樹さん。衝撃受けちゃって。比喩表現が好きになったのはこの本がきっかけ。比喩表現はめちゃくちゃ参考にしています」。ホスト時代にも「けっこう言ってましたね。しかも(お客さんが)文学少女だと、どこから引用したのか気づいてくれたりするおしゃれな子がいたんですよ。それで言葉遊びができたりしていた」と回想。

 今も「ミーティングとか会議とかでも言っちゃうんですよ。“茹でたパスタでダーツしてんじゃねえ!刺さんないぜ”とか」と決めゼリフを紹介。しかし、進行のフジテレビ・渡辺渚アナが「ちょっと苦手ですねえ…ダメかもしれない」と困り顔。パスタの例えも「ちょっと何言ってるのかわからない…」と苦笑した。

 さらに「ミニマリストだということでインタビューを受けた時に“上り詰めた感じがあるけど、落ちる恐怖感じないんですか?”と聞かれたことがあって。僕が物を持たない理由として“高いビルからワイングラスを落とせば粉々になるが、鳥の羽は落としても優雅に舞うだけだ”って言ったんですよ」とおしゃれな答えで返したことを明かしたが、渡辺アナは再び「何を言ってるかわかんない…」と苦笑い。さすがのROLANDも「え、これダメ?厳しいな、なんか今日。リアリストだと、やっぱりロマンチストは…」とタジタジだった。

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2022年7月7日のニュース