テレビ朝日新社長・篠塚浩氏が就任後初会見 「まずは信頼回復を」

[ 2022年7月5日 14:50 ]

東京・六本木のテレビ朝日社屋
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 先月29日にテレビ朝日の新社長に就任した篠塚浩氏は5日、東京・六本木の同局で定例社長会見に初めて登場した。前社長の亀山慶二氏は、経費の私的使用など社長として不適切な行為が確認されたとして今年2月に辞任。篠塚氏は「一連の不祥事を受けての就任。まずは視聴者の皆さんからの信頼回復を最優先とし、誠心誠意努めていきたい」と抱負を語った。

 1986年に同局に入社して以降、36年に渡り報道局に勤務。「信頼という面でいうと、テレビ事業の公共性を支えるのは報道機関としての役目。そういった部分で36年の経験が役立つと思います」と力を込めた。

 会見内では今年7月期に23年半の歴史に幕を下ろすことが発表された、木曜午後8時のドラマ枠「木曜ミステリー」についても言及。西新常務は「名作ドラマも生まれて、当社の財産となった。タイムテーブル全体をみての決断だが、今後時間帯などを整えて、サスペンスドラマにかんしてはこれからもやっていきたい」と話した。

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2022年7月5日のニュース