高橋愛 “大ファン”宝塚との不思議な縁「私が宝塚好きって言ったからこの曲が来たんだ」

[ 2022年5月18日 12:35 ]

高橋愛
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 元「モーニング娘。」の高橋愛(35)が、17日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演し、大ファンと公言している宝塚歌劇団との不思議な縁について語った。

 番組には夫のお笑いタレントあべこうじと出演。モー娘。加入時の思い出を振り返った。宝塚に入る夢を持ちながらも、同じくファンだったモー娘。のオーディションに合格し、01年に加入した。あべから「それまでやりたかった宝塚っていうのは?」と聞かれると、高橋は「私が入った時に、デビューした曲が『Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~』という曲なんですけど、それが宝塚みたいなレビューの曲だったんですよ」と説明。「(歌の)パートは1個もなかったんだけど、私の曲だと思ってた。“私が宝塚好きって言ったからこの曲が来たんだ”とハッピーだった」と、運命を感じたことを明かした。

 モー娘。として活動していく中で、葛藤もあったという。宝塚の受験資格の年齢制限が迫ったある時、モー娘。卒業もちらついたことを明かした。「17くらいの時に、その時が宝塚を受験できる最後の年だったんですよ。高校3年生の年かな?ラストだから、どうしても宝塚を受けたいからとなって、“ちょっと宝塚を受けさせて下さい”って言って、モーニング娘。を卒業しようと思っていました」。結局、モー娘。として活動を続ける道を選んだが、その後、思わぬ縁が再び舞い込んだという。

 06年にミュージカル「リボンの騎士」で、主人公サファイア役を射止めた。「夢というか、(受験に)行かずにモーニング娘。に残る選択をした時に来たお仕事が、『リボンの騎士』だったんですね。それが宝塚の人たちが演出だったり、衣装とかメークとかも全部」。宝塚を体感できる舞台で、しかも主役。サファイアは男の心も女の心も持っている特殊な役どころで、「サファイアが男にもなるから、トップスターになれたわけですよ。そこでトップ娘にもトップ男役にもなれたし」と振り返った。

 夢に近い距離にいた高橋に、あべは「変化球かもしれないけど、夢は叶ってるね。すごいね」と驚いていた。

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2022年5月18日のニュース