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渡辺裕之さん 代名詞は「ファイト一発」 CMきっかけに人気の“和製スタローン”

[ 2022年5月6日 05:00 ]

渡辺裕之さん死去

12年、「リポビタンD」の歴代CM出演者が勢揃い。(前列左から)野村宏伸、宝田明さん、王貞治、渡辺裕之さん、(後列同)三浦貴大、ケイン・コスギ、西村和彦、倉田てつを、宍戸開、滝川英治
Photo By スポニチ

 渡辺さんの名を一躍世に知らしめたのが、1983年に出演した大正製薬「リポビタンD」のCMだった。筋骨隆々の男2人が断崖絶壁など数々の難所に挑む内容。「ファイトー!」「イッパーツ!」とお互いを鼓舞するように掛け合うフレーズが話題となり、渡辺さんもその端正な顔立ちと肉体美で人気者となった。

 渡辺さんは俳優の勝野洋(72)、野村宏伸(57)、倉田てつを(53)、西村和彦(55)とコンビを組み、93年まで出演。04年の同商品の200億本突破、12年の発売50周年記者発表にも出席。同社によると年間販売本数は8億本で、これまで推計で350億本近くを売り上げている人気を支えた。撮影現場にもリポビタンDを差し入れることが多く、東日本大震災の時は被災した故郷・茨城の避難所に1100本を届けたこともあったという。西村は「昨年末、お互いのLINEを交換し、時折連絡を取り合っていました。ナベさんはいつまでも自分の兄貴分であり、弟分の私としては自分の何かが欠けてしまったようです。ただただ、残念でなりません」と悼んだ。

 60代になっても衰えることのない肉体は、日頃の鍛錬から生まれた。ドラマの撮影現場にも自前のトレーニング器具を持ち込み、空き時間に体を鍛えていた。俳優仲間には「米国で(シルベスター・)スタローンに会った時、筋肉の付け方を教えてもらったんだ」とうれしそうに話していたこともあったという。今年2月には自身のインスタグラムで「筋歴32歳~現在」と、30代から最近のものと思われる水着や上半身裸の写真を投稿。年代ごとにトレーニング時間やその目的を明かすほど、自身の肉体にこだわりぬいていた。

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