ジミー大西 「人生の師匠」はさんま 「時給380円やなと思て」絵をやめたときに言われた言葉とは…

[ 2022年4月12日 16:40 ]

ジミー大西
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 タレントで画家のジミー大西(58)が12日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。絵を描くことをやめたときのタレント・明石家さんま(66)の言葉を明かした。

 画家として世界的に評価されているジミーだが、「時給計算したら、380円やなと思て。ちょっと筆を折ってしまいまして。ちょっとやめようと」した時期があったという。

 司会の黒柳徹子から「380円っていうのはどういう計算なの」と聞かれると、ジミーは「自分の中で、まあ、これくらいで売れたとしたら、全部が全部自分の中に入ってくるわけじゃないじゃないですか。画商さん、百貨店、吉本興業とか抜いて自分に入ってきて、それを時給計算したら380円やったんです」と説明。「安いです。だから僕もやめようと思ってやめたんです。それが2年前ですね」と続けた。

 その後ジミーは自身がかつて運転手を務め、その後も世話になっているというさんまに「時給計算して、380円なんで、僕は絵をやめました」と報告。するとさんまからは「あんな、人を笑かすとか、人を楽しませるわれわれの商売というのは時給計算なんかするもんじゃない」と叱られたという。

 さらに「例えばたくさん笑かしたらそれだけのお金をもらえる。そこそこ笑かしてるやつはそこそこのお金をもらえる。全然楽しませてないやつは一切もらわれへん。それと一緒や。そういう風に考えて、もしお前の絵を見て楽しむ人がおったらそれはそれでお前にちゃんと返ってくるから、描きなさい」とも言われたジミー。「じゃあ、描きます」と再び絵を描くようになったとした。

 黒柳が「良かったね」と語ると、ジミーは「そうですね。人生の師匠ですね」としみじみと話した。番組の最後には黒柳から「せっかくですから、さんまさんに一言言ったら」と振られ、ジミーは「さんまさん、僕より先に旅立たないで下さい。僕の葬式、さんまさんにあげてもらわなあかんので。お願いいたします」とコメント。「もう何もかもさんまさんにやってもらっているので、こうなったら僕の葬式もさんまさんに挙げてもらおうと思て」とし、「あげてあげるって言うてました。その前に老人ホームつくろか言うてました」と笑ってみせた。

 

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2022年4月12日のニュース