デーブ・スペクター氏 “平手打ち”ウィル・スミスに苦言「暴力に走っていいという誤ったメッセージを…」

[ 2022年4月12日 16:29 ]

デーブ・スペクター氏
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 放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が12日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に生出演。米アカデミー賞の発表・授賞式でプレゼンターのコメディアン、クリス・ロック(57)を平手打ちした俳優ウィル・スミス(53)に言及した。

 アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーはウィル・スミスに対し、同賞の授賞式を含むアカデミーの関連イベントへの出席を今後10年間禁止する処分を決めて公表。スミスは8日「決定を尊重し受け入れる」との声明を発表。騒動を受けアカデミーを退会している。

 この状況を受けて、MCの宮根誠司が「我々からすると、10年間アカデミー関連のイベントに出られないのは、かなり厳しい処置ですよね。奥様のことを侮辱されたわけで…」と感想を述べる。すると、デーブ氏は「暴力を使ったということですので、本来ならば逮捕されてもおかしくないことですから、しかもアカデミー賞全体の品格を落としてしまった」と異を唱えた。その上で「ただ、本人がほっとしてると思うのは、もし出席したらギャグにされるし、ノミネートされて取れなかったらどうのこうの言われるし、10年長いと思っても、しばらくはこの方が助かると思うんですよね」と語って、ウィル・スミスの心中を察した。

 さらにデーブ氏は「若い人に影響力がある人。何かあったら暴力に走っていいという誤ったメッセージを送ったことの責任もあります」とキッパリ。「主演男優賞は剥奪されないし、今後もノミネートはされる。しかし、アカデミー会員たちが彼に投票するかは疑わしいところ。相当なイメージダウンとなったのは間違いない」と続けた。

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2022年4月12日のニュース