村主章枝さん ワリエワ問題に私見「出場させたことが本人に取り返しのつかない損害を与えてしまった」

[ 2022年2月18日 11:58 ]

村主章枝さん
Photo By スポニチ

 フィギュアスケートのトリノ五輪日本代表・村主章枝さん(41)が18日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。北京五輪フィギュアで、昨年12月のドーピング違反が判明しながらカミラ・ワリエワ(15、ロシア・オリンピック委員会=ROC)が個人種目出場を認められたことについてコメントした。

 フリーでミスを連発して、合計224・09点の4位でメダルを逃したワリエワ。最終25番滑走で冒頭の4回転サルコーは着氷したが、次のトリプルアクセル(3回転半)はステップアウトで手をついた。4回転トーループはステップアウトで、続く3回転トーループは転倒。2本目の4回転トーループも転倒した。公式練習でも4回転トーループに失敗しており、五輪のプレッシャーに加え、ドーピング騒動の影響は明らかだった。

 ワリエワが出場を認められたことについて、村主さんは「CASの裁定に関しては、やはり疑問に思うことが多くて、五輪参加を拒むことは本人に取り返しのつかない損害を与えるということで許可したんですけども、結局出場させたことが結果的に本人に取り返しのつかない損害を与えてしまったという風に思います」とコメントした。

続きを表示

2022年2月18日のニュース