「大沢悠里のゆうゆうワイド」 3月末で終了 通算36年に幕 「皆さんが心配しないうちにマイクを返納」

[ 2022年1月8日 18:07 ]

大沢悠里
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 フリーアナウンサーの大沢悠里(80)が8日、TBSラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド土曜日版」(後3・00)に生出演。今年3月いっぱいで同番組を終了すると発表した。

 「大沢悠里のゆうゆうワイド」は1986年から2016年まで平日ワイド番組としての放送。2016年4月から後継番組として毎週土曜日に「土曜日版」の放送が始まった。

 番組中盤、大沢は「お便り聞いておりまして、胸が熱くなったんですが…申し上げますけども、長い間この放送して参りました。土曜日版もね。実は3月いっぱいで私やめることになりました。自分自身TBSに申し出て辞めるということになりました」と終了を発表した。

 「アナウンサー生活も3月いっぱいで58年ですかね。ほとんど生放送でやって『ゆうゆうワイド』も月から金曜で4時間半、30年。それでもう僕は辞めようと思ったら『ぜひまた、ちょっとでもいいから』ということで、土曜日のこの時間も。ちょうど3月で丸6年ですかね」としみじみ振り返った。

 終了の理由について「車の免許で返納もあるように、皆さんが心配しないうちに、ちょっと自分自身もいいかなあ、という感じでね。マイクを返納しようかなと考えているんです。人によってはまだ十分できるじゃないかとかあるんだけど、自分自身としてはそろそろ賞味期限も切れ始めているなって感じがするんですよ」と述べた。

 さらに「後輩に道を譲るっていうこともあるしね。いつ、ほんとこの歳になってくると、いつ調子悪くなるかわかんないんですよ。そういうこともあるし、いろんなことを考えて、まだ余裕のあるうちに。『まだできるじゃないか』と言われているうちがいいかなというね、考えもありまして、今年の3月いっぱいで『ゆうゆうワイド』は私は辞めることに決めましたんで、TBSの了解もとりました」とした。

 「初めて聞いた方はびっくりなさっているかと思いますが、長く58年聞いていただいたのでと思いますけれども。私の気持ちは決まっておりまして、1年前くらいからかな。いつ(自分から自分へ)引導を渡そうかと考えていました」とし、五輪の年に入社して、次の五輪で退くことをかねてから考えていたという。

 「1年五輪が伸びたというところでちょうどいいんじゃないだろうかと。まだじゃないかという気持ちも多少はおありかと思いますが、3月いっぱいで終わらせていただきますので、勝手ながら申し訳ございませんがよろしくお願いいたします」と挨拶した。

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2022年1月8日のニュース