東国原英夫 日大理事長の脱税容疑、日大本部&理事長宅の家宅捜索に「検察は背任までいきたいのでは」

[ 2021年12月2日 17:18 ]

 元宮崎県知事で衆院議員も務めたタレントの東国原英夫(63)が2日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。日本大学前理事長の田中英寿容疑者(74)の所得税法違反事件で、東京地検特捜部と東京国税局が同日、日大本部(東京都千代田区)と田中容疑者の自宅(杉並区)を家宅捜索したことに言及した。

 田中容疑者の自宅からは9、10月の家宅捜索で1億円以上が見つかっており、特捜部はさらに隠した現金がないか調べるとみられる。日大側は「理事長の役員報酬や妻が経営する飲食店の利益など個人的な財産」とし、田中容疑者は「現金は受け取っていない」と逮捕容疑を否認している。

 東国原は「検察は背任で挙げたかったんじゃないですかね。とりあえずは、それよりも明確な脱税で取り調べをして、背任までいきたいんじゃないかなと思いますね。罪の重さは脱税の方が重たいんですけど、背任というのは大学に直接、害を及ぼしたということですからね。大学のトップがそういうことをしたっていうのは再起不能になりますから、背任の方で地検は動きたいんじゃないですかね」と自身の見解を述べた。

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2021年12月2日のニュース