コロナ重症から回復傾向の田中ケロ 次女が状態説明 多くの後遺症で「どこまで戻れるのかわからない」

[ 2021年9月13日 15:29 ]

田中音緒ツイッター(@neo_tanaka_)より

 新型コロナウイルスに感染し、治療を受け、回復傾向にあることが明らかになったプロレスリングアナウンサーの田中ケロ(62)の次女で、声優の田中音緒(24)が13日、自身のツイッターを更新。治療する父の様子を明かし、現在の“父の写真”を公開した。

 音緒は「感染後のご報告出来ず皆様には大変ご心配をお掛け致しました。コロナに絶対に負けない。それを田中ケロが証明します。これからも応援何卒よろしくお願いします」と記した、父の病状報告のツイッターを引用リツイート。

 そのうえで「まだ手足を動かすこともうまく喋ることもできないし、肺や脳や脊髄に後遺症が沢山あってどこまで戻れるのかわからない」といまだ厳しい状態であることを明かし、「でも、声にならない声で『頑張るから』って」と父の前向きな様子を報告。「『リハビリ開始しました』って言って欲しいって言われたので元気な写真撮ろっか!って撮りました。ぱぱ、必死に頑張ってるよ」とつづった。

 ケロのツイッターでは、この日、所属のONE COLOR名義で文書を公表。「医療機関の皆様のご対応でコロナは快方に向かい、肺の症状は回復傾向にあり、人工呼吸器を外し、酸素マスクに切り替えています。頭部CT撮影の結果、脳炎の疑いがあり、コロナの治療と合わせて脳神経外科での治療も開始しました」と経過を明かし、「意識レベルも回復し、サポートを受けながら食事を摂ったり、徐々に会話が出来るまで回復しました。投薬によって長く眠っていた影響により、仕事への復帰はもう少し先になる見込みです」と発表した。

 ケロは8月19日に、新型コロナに感染し、治療していることを公表。田中は7月31日にコロナ陽性を受け、自宅療養をしていたが、8月8日に症状が悪化で病院に搬送され、19日の時点で集中治療室で投薬治療を受け、眠っている状態で、家族も接触が出来ない状態であることが明かされ、心配の声が上がっていた。発表時は音緒もツイッターで「8/8に保健所から連絡が取れないとのご連絡をいただき、自宅に向かったところ意識が無い父を見つけました」と発見した経緯などを記していた。

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2021年9月13日のニュース