「基本的にはだらけたいタイプ」松坂桃李 キャラの方向転換は20代半ば 作品選びは「バランス重視」

[ 2021年8月28日 14:52 ]

松坂桃李
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 俳優の松坂桃李(32)が27日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。作品選びなどについて明かした。

 松坂は2009年に「侍戦隊シンケンジャー」のシンケンレッド役で俳優デビュー。その後、着実にさまざまな作品でキャリアを重ねつつ、20代後半からはさらに作品の幅を広げた。2018年に映画「孤狼の血」で第42回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞、2019年には映画「新聞記者」で第43回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞を受賞するなど、実力派俳優として地位を確立している。

 そんな松坂の仕事ぶりに、番組MCの「Kis―My―Ft2」藤ケ谷太輔(34)から「作品選びについて」について質問が飛んだ。松坂は「バランス重視というか、マネジャーさんと年に1回、2回ぐらい、『今年はどういう作品でやっていきましょうか?』っていう打ち合わせをやるんですけど、そういう時に、『去年は結構メッセージ性が強いものが多かったから、じゃあ、今年はコメディーだったりとか、ほっこり心がほぐれるような作品をやっていきたいですね』って話をしたり、『最近、エッジの効いた作品が自分の中では足りてない気がするので、ちょっと攻めた作品に挑戦してみましょうか』とか」と説明した。

 デビュー当初の“さわやかなイケメン”キャラからへの方向転換のタイミングは「20代半ばぐらいから」だったという。「世の中の皆さんから『松坂桃李、こういう感じです』と知っていただいて、その流れの延長線でお仕事を続けさせていただくことはできたと思うんですけど、『周りの皆さんがこんなものだよね』って、イメージ通りの作品というか仕事を、自分が『分かりました、今回もこういうイメージでやらせていただきます!』というふうなことをやってしまうと、自分の性格的に甘えが出るというか、基本的にはだらけたいタイプなので」と自己分析した。

 今後については「バランスよくやれる俳優にはなっていきたい。まんべんなくジャンルを自分の中にできるものをちょっとずつ増やしていって、円を大きくしていくというか、そうすると年齢を重ねた時でもまた景色というものが違く角度で見ることができるし、30代の10年はそういう10年にしていきたい」と語った。

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