中村紀洋氏 豪快なフルスイングの裏の緻密な戦略明かす えっ!?「ワザと空振りするんです」

[ 2021年6月29日 14:55 ]

中村紀洋氏
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 近鉄、ドジャースなどで活躍した中村紀洋氏(47)が28日深夜放送の関西テレビ「こやぶるSPORTS超」(月曜深夜0・25)に出演。自身の代名詞となっている“フルスイング”について、その裏には綿密な戦略があったことを話した。

 通算404本のホームランを放った中村氏だが、「全部が全部、思いっきり振れないです」とした上で、「頭の中で描いたボールが来た時に振る。そういうボールを投げさせるように工夫していました」と明かす。

 具体的には「ワザと空振りするんです。ワザとタイミングが合ってないフリをする。“もう1球こい!”と」。そうすると必ず同じボールが来たと言い、「それを逃さず打つ練習をしていました。そこでフルスイングです」。豪快なイメージがつきまとうが、実は入念な“仕込み”があったのだ。

 また、試合前には予習を欠かさなかったという。「前回対戦した時に書いたメモを見直して、試合前にもう一回書くんです。すると打席でふと思い出す時がある。そうしたらその球が来る。フルスイングはそこなんです」と語って、準備が大事と強調した。

 最後に中村氏が「僕はコツコツマンですよ」と笑み。すると、MCの小籔千豊(47)は「中村ノリがコツコツマンと思ってた人おらんと思う!」と返し、イメージとのギャップに驚いていた。

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2021年6月29日のニュース