ロンブー田村淳 母の温かい思い…生前に残したフラフープ動画で推察「相当な策士だなと」

[ 2021年6月9日 18:59 ]

著書「母ちゃんのフラフープ」オンライントークイベントに出席したロンドンブーツ1号2号の田村淳
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 お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳(47)が9日、著書「母ちゃんのフラフープ」(ブックマン)の発売を記念したオンライントークイベントを開催した。

 昨年8月にがんのため72歳で死去した母・久仁子さんの生き様、思い出などをつづったノンフィクション。既に重版が決まり、「好評じゃないのに重版というのは聞いたことがありませんから」と喜びを口にした。

 母は生前、ことあるごとに、延命治療を拒否する意向を口にしていたという。淳は「死ぬことを語るのは、生きるのにつながると母ちゃんが言ってたので、死について話をするのが苦手な日本人に伝えたい。苦しみながら書いたのは事実です。でも、明るい気持ちで読んでいただきたいと思います」と呼びかけた。

 タイトルは、母が淳に生前、残した遺書動画から着想を得たという。父の撮影で、母は背中を向けながら、淳の娘が家に忘れていったフラフープを回し続けながら夫婦で会話するという、一見何気ない動画。自身の死後に託すような、遺言めいた言葉は一言もなかったという。淳は「かしこまった状態の声よりも、父ちゃんと何気なく会話しているやりとりの方が、『母ちゃんこんな話し方だったな』とか、『こんなイントネーションでしゃべってた』とか、実家の畳のちょっとやけた感じとか、おやじが作ったプラモデルとかが全部映り込んで」と、母の意図を推察した。

 母は生前、父に寂しい思いをさせることだけが心残りだったようで、淳は「母ちゃんは自分の遺書なのに、父ちゃんを意識させることに成功しているんですよね。母ちゃんのフラフープの動画を見るたびに、父ちゃんのことを思い出すので、『大丈夫?元気?』って、そのタイミングでも電話するし、連絡するタイミングを作ったんだとしたら、相当策士だな」とも話した。その答えを聞くことはかなわず、「あの世で『そんなつもりないよ』と言うかもしれないけど」と笑っていた。

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