橋下徹氏が告白 教委とのバトル続きだった時代の知事室名物「殿、ご乱心です」

[ 2021年6月5日 16:07 ]

橋下徹氏
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 弁護士の橋下徹氏(51)が、5日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」(土曜前11・55)に出演し、大阪府知事・市長時代のる数々の教育バトルを振り返った。

 この日は、コロナ禍での大阪市の小・中学校のオンライン授業について、現場で混乱が生じているなどの教育問題を取り上げた。教育は、橋下氏が首長時代に力を入れた分野。「市長時代に飛び級・留年制を提案したら、尾木ママに『橋下さん、留年なんて!!』とメタクソに言われた」と苦笑いし、公立小・中学校の選択制を提案した際も「ほかの教育評論家たちからアホ、ボケ、カス…言われまくった」と回想した。

 オンライン授業の混乱については、「それは2008年から知事、2011年から市長をやってた期間に準備できなかった僕のせい」と語った。電子黒板の導入などを試みたというが、結局進まなかった。「首長と教委は独立した組織。この教育委員会制度のせいで、知事や市長が教育現場に指示を出せない。そこに介入していったら、アホ、ボケ、カスと言われる」と当時のジレンマを告白。「僕は方針に従わないなら、教委への予算を止める!と言った。これは独裁政権さながらの、やってはならない禁じ手なんですよ」と自ら解説し、頭をかいた。

 あちこちにかみつき、かみつかれていた橋下氏の話に、今田耕司(55)は「そら(政界に)戻りたがれへんわ」と苦笑い。月亭八光(44)も「ようもめてましたもんね」と続き、「仲間はいたんですか?」と疑問をぶつけた。橋下氏は「(仲間が増えたのは)徐々にですよ。最初は、知事室で職員に『殿、ご乱心』ってしょっちゅう言われてた。それくらい、乱心しまくってた」と明かしていた。

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2021年6月5日のニュース