コロナで窮地の寄席を救え!落語2協会が異例タッグでクラウドファンディング開始

[ 2021年5月19日 05:30 ]

寄席の支援金を募るクラウドファンディングを開始し、落語協会と落語芸術協会の共同会見に臨んだ(左から)春風亭一之輔、柳亭市馬、春風亭昇太、三遊亭小遊三(撮影・安田健二)
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 一般社団法人落語協会(柳亭市馬会長)と公益社団法人落語芸術協会(春風亭昇太会長)が18日、コロナ禍で存続の危機にあるとして、都内の寄席5軒を支援するためにクラウドファンディングを開始した。

 緊急事態宣言による休業や営業制限が寄席の経営を直撃し、昨年度の売り上げは平均して前年比7割減。この日都内で会見に臨んだ春風亭昇太(61)は「両協会がそろって何かするのは非常に珍しい。一緒に会見をやってるだけでも現在の異常事態を理解していただけたら」と訴えた。

 春風亭一之輔(43)は「落語家が寄付を募るなんてやぼだと思われる方もいるかもしれませんが、やぼを承知でどうか一つお願いします」と支援を呼び掛けた。目標金額は5000万円。クラウドファンディングサイト「レディーフォー」を通じて6月30日まで受け付ける。

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2021年5月19日のニュース