中居正広がファンに謝罪「きれいな話は嘘ついてはいけない」「オレが耐えられない」

[ 2021年4月20日 15:44 ]

中居正広
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 タレントの中居正広(48)が17日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」(土曜後11・00)に出演。3月27日放送回における自身の一部発言内容を訂正し、ファンに謝罪した。

 中居は昨年3月いっぱいでジャニーズ事務所を退所。新事務所「のんびりなかい」の社長兼タレントとしてリスタートを切った。独立記念日は4月1日と見られていたが、3月27日のラジオで「あと数日でワタクシね、独立記念日」と切り出し「あの…。一応、独立記念日なんですよ。正式にはなんかね、2日からなんですよね」と発言。昨年2月21日に開いた退所報告会見では2015年2月19日に喉頭がんのため亡くなった実父・正志さん(享年79)の命日である2020年2月19日に「のんびりなかい」を設立したと明かしていたが「これ、いいタイミング。2月19日、僕、会社設立して。それがパパの命日だったんですよ。で、4月2日っつーのがパパの誕生日…うん」と独立記念日は4月2日だったと明かしていた。

 そして、迎えたこの日の放送。親友であるお笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史(50)と中華料理店へ食事に行ったことを報告した流れで「そうだ!」とトークを転換させた中居。自らの独立記念日を4月2日だと告白していた件について改めて経緯を説明した上で「これはね。僕、美談っぽくていいでしょ?」と冗談めかしつつ「確認したら。4月1日だったわ」と“衝撃事実”を明かした。スタッフと2人で大笑いする中居。「いや、これ。こんなきれいな話は嘘ついてはいけないなと思って。いや、この話をした時は嘘じゃないと思ってたのよ」とし、4月1日生まれは前の学年で4月2日生まれは次の学年になること、父親が4月2日生まれであることから「命日、誕生日。こんなきれいなことないなと思って」と実際に独立記念日は4月2日にするつもりで話を進めていたという。

 だが、ラジオで話した後に不安になり改めて資料を確認したところ、正式な独立記念日はやっぱり4月1日。「やっべー!と思って。でもこれ、黙ってりゃ分かんない話だけど。美談って嘘ダメなのよ」。中居はそう言って笑い声を立てた。そして「美談ってその前後の肉付けにはちょっと盛るところはあってもサビの部分の、芯食ってるところに偽りがあってはいけないんですよ」と力説。「やっべー…。これ、言わねーとなーと思って。これ言わなきゃ分かんないんだけど。これはダメだ、これ耐えられないオレって。オレが耐えられない」。4月2日を独立記念日にするはずだったが、その後どういう経緯で4月1日になったか記憶は曖昧なようで「(4月2日に)なってなかったじゃん!って…話」と笑った。

 スタッフによるとリスナーから「感動しました」というハガキが番組に殺到したそうで「嘘!ウソウソ!ごめんごめん!だから、あれ嘘なんだよ…。嘘じゃないな。でも、これは僕のミスだな。返してほしいよね~?」とファンの“感動返せ”に思いをはせた中居。「僕も4月2日だと思い込んだままだったらいいけども」と正直に訂正を発表した理由を明かした上で「感動返してよ!って言われるんでしたら返します」と平謝りだった。

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2021年4月20日のニュース