古市憲寿氏 アストラ社ワクチンに「今後もデータが…日本としては今は静観していればいい」

[ 2021年3月17日 09:02 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(35)が17日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの接種後に血栓や脳出血などの例が報告されている問題について言及した。

 ドイツとフランス、イタリア、スペインの4カ国は15日にアストラ製ワクチン使用の一時停止を決めたと発表した。万が一に備えた予防的措置などとしている。

 古市氏は「我々の体感もあると思う。英国っていうのは本当にコロナの患者がすごい激減してて、やっぱり英国の人からするとワクチンの効果はすごいと実感していると思うんです。だからその中で副作用の報道があっても身構える人も多くないと思う」と指摘。その上で、「日本はコロナ患者を比べると(英国より)少ないので、副反応を心配する気持ちは分かるんですけど、アストラゼネカのワクチンはまだ製造中で承認は5月くらいですか。時間はまだあるので、その間に欧州などで今後もデータが出てくるので、日本としては今は静観していればいいのかなって気がしますね」と自身の考えを述べた。

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2021年3月17日のニュース