伊沢拓司 菅首相長男の総務省幹部接待問題「改善の姿勢というのがあまり見えてこない」

[ 2021年2月25日 09:36 ]

TBS社屋
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 クイズプレーヤーでタレントの伊沢拓司(26)が25日、コメンテーターを務めるTBS「グッとラック!」(月~金曜前8・00)に出演。菅義偉首相の長男・正剛氏が勤める放送事業会社「東北新社」による接待問題について言及した。

 総務省は24日に正剛氏らとの会食は利害関係者からの違法接待と認め、事務次官級の谷脇康彦総務審議官(60)ら9人を減給や戒告の懲戒処分とするなど計11人の処分を発表。菅首相は総務審議官当時に正剛氏らから7万円超の接待を受けた山田真貴子内閣広報官(60)を厳重注意した。山田氏は給与10分の2の3カ月分に相当する額を一括で自主返納する。武田良太総務相は、閣僚給与3カ月分を自主返納するとともに、副大臣をトップとする検証委員会を設け、放送行政がゆがめられた事実の有無などを調査する方針を明らかにした。

 伊沢は「処分の重い軽いは判断できない部分があるんですけど、次の姿勢、改善の姿勢というのがあまり見えてこない点に関しては、本質が見失われちゃうのはもったいないなと思っています。結局どうやって再発を防いでいくかというところが大事になってくると思うんですが、このままだとそこが見えないですよね」と指摘。

 そして「調査チームに関してもトップが事務次官で、かかわった弁護士の名前も出ていない、明かされていないという状態なので、やっぱり内々に処理しようとしているのかなというふうに思ってしまう。そういう点でも次どうするかというところが見えるのが、本来誤ったことをした時の対処なのかなと思います」と自身の考えを述べた。

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