吉沢亮主演「青天を衝け」第2話も好調16・9% 同時間帯横並びトップ 「イッテQ」「ポツン」上回る 

[ 2021年2月22日 09:05 ]

NHK大河ドラマ「青天を衝け」の主演を務める吉沢亮
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 俳優の吉沢亮(27)が主演を務めるNHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜後8・00)の第2話が21日に放送され、平均世帯視聴率は16・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが22日、分かった。大河8年ぶりの大台発進となった初回(2月7日)の20・0%から3・1ポイント減となったが、同時間帯横並びトップと好調をキープした。

 大河ドラマの初回大台20%発進は、2013年「八重の桜」(21・4%)以来8年ぶりの快挙。

 この夜の日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」(日曜後7・58)は12・8%、テレビ朝日「ポツンと一軒家」(日曜後7・58)は15・2%。初回に続き、ライバル2強を上回った。

 放送中に2週連続のツイッター世界トレンド1位。放送終了後の午後9時、Yahoo!リアルタイム検索のトレンド上位20位には2位「徳川家康です」、8位「モーリー(ロバートソン)」、15位「山田長政」が入り、引き続き、SNS上で反響を呼んだ。

 なお、19年「いだてん~東京オリムピック噺~」は15・5%→12・0%と初回から3・5ポイント減、15年「花燃ゆ」は16・7%→13・4%と初回から3・3ポイント減だった。

 大河ドラマ60作目。大ヒットした15年後期のNHK連続テレビ小説「あさが来た」などを手掛けた大森美香氏(48)が大河脚本に初挑戦するオリジナル作品。主人公は24年度上期に20年ぶりに刷新される新一万円札の顔としても注目され、「日本資本主義の父」と呼ばれる実業家・渋沢栄一(1840―1931)。幕末から明治へ。時代の大渦に翻弄され、挫折を繰り返しながらも、栄一が青天を衝(つ)くかのように高い志を持って未来を切り開く姿を描く。吉沢は大河初出演にして初主演。タイトルは若き栄一が藍玉を売るため信州に旅した時、険しい内山峡で詠んだ漢詩の一節から採った。

 第2話は「栄一、踊る」。父・市郎右衛門(小林薫)から藍の商いを、いとこ・新五郎(田辺誠一)から読書を習い始めた栄一(子役・小林優仁)だが、一番の楽しみは村祭りで獅子舞を舞うこと。しかし、大人の事情で祭りは中止に。ガッカリした栄一だが、ある計画を思いつく。一方、一橋家の養子に入った七郎麻呂(子役・笠松基生)は、慶喜と名を改め、将軍・家慶(吉幾三)から実子のようにかわいがられていた。隠居の身の斉昭(竹中直人)は、息子を頼みの綱に政界に返り咲こうとする。そんな中、ペリー(モーリー・ロバートソン)が日本にやって来ることになり…という展開だった。

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2021年2月22日のニュース