ダンディ坂野　「ゲッツ！」誕生秘話告白　ネタコンセプトは自虐「人を傷つけないって言うのも変だけど」

ダンディ坂野
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　お笑い芸人のダンディ坂野（54）が1日、ニッポン放送「ナイツ　ザ・ラジオショー」（月～木曜後1・00）に生出演。おなじみの一発ギャグ「ゲッツ！」の誕生秘話を明かした。

　ディスコのボーイ、レンタルビデオ屋でのアルバイトを経て、26歳から芸人人生をスタートさせた。当初は「お客さんをゲットしたいから」との理由で「ゲット！」というギャグを披露していたが「滑舌悪いから、いつの頃からか、『ゲット！』が『ゲッツ！』になった」と滑舌の悪さから誕生したと告白。「ゲットはいっぱいあるから、ゲッツに変えてしまえばいいと思ってやり続けてたら、オリジナルになった。いろんな案件で使えるようになった」と話し「やっぱりギャグはオリジナルに限る」と言葉に力を込めた。共演者からは「ゲッツは発明。単純だし、すぐマネできる」と称賛が。ダンディは「そうかもしれないね。短いし、言葉響きがいいのと、前向きっていうのがいい」と胸を張った

　「ウケるんだけど、それが終わったらもう使えない」と、時事ネタを披露する機会は少ない。それよりも「10年ぐらい使えるようなネタ」を考えることが多いという。「人を傷つけないって言うのも変だけど、人のことを言うよりも、自分を上げといて落とすみたいなシステムでこれからも…」と自虐ネタを考えていきたいとした。