【明日1月11日のおちょやん】第26話 千鳥の世話係をひたむきに続ける千代 しかし一座に危機が…

[ 2021年1月10日 13:00 ]

連続テレビ小説「おちょやん」第26話。左から、竹井千代(杉咲花)、山村千鳥(若村麻由美)。三楽劇場・舞台にて。劇団員にダメ出しをする千鳥(C)NHK
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 女優の杉咲花(23)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は11日、第26話が放送される。

 いつか芝居の稽古をしてもらえると信じ、座員にめっぽう厳しい千鳥(若村麻由美)の世話係をひたむきに続ける千代(杉咲)。千鳥の課す不条理にも、次第に上手く立ち回れるようになっていく。その一方で、千鳥一座の客入りは日に日に減っていく。そんな折、千鳥は三楽劇場の劇場主から、このまま客の不入りが続くのであれば、半月後には出て行って欲しいと言われてしまうのだった。

 朝ドラ通算103作目。タイトルの「おちょやん」は“おちょぼさん”が訛り、茶屋や料亭などで働く小さい女中さんを意味する大阪ことば。女中奉公の8年間がヒロインの原点になっていることの象徴として採用された。TBS日曜劇場「半沢直樹」(2013年)「下町ロケット」(15年)「陸王」、テレビ朝日「家政夫のミタゾノ」などのヒット作を生んだ脚本家の八津弘幸氏(49)が手掛け、朝ドラ初挑戦となるオリジナル作品。明治の末、大阪・南河内の貧しい家に生まれた少女・竹井千代(杉咲)が芝居の世界に魅了されて女優を目指し、のちに「大阪のお母さん」と呼ばれる上方のコメディエンヌになる姿を描く。

 主題歌はシンガー・ソングライターの秦基博(40)が書き下ろした「泣き笑いのエピソード」。語りは落語家の桂吉弥(49)が黒衣(くろご)役(観客からは見えないという約束事の下に舞台上に現れ、芝居の手助けをする人)として務める。

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