「麒麟がくる」ラストビジュアル解禁!長谷川博己に“不屈の闘志”宿る 光秀が現世にきた?

[ 2021年1月9日 12:00 ]

大河ドラマ「麒麟がくる」のメインビジュアル最終第3弾。明智光秀役の長谷川博己(C)NHK
Photo By 提供写真

 俳優の長谷川博己(43)が主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)のメインビジュアル最終第3弾が9日、解禁された。「現代の写真家が撮る『明智光秀の肖像画』」をテーマに、第1弾の奥山由之氏、第2弾の内田将二氏に続き、米津玄師(29)の「馬と鹿」などのミュージックビデオも手掛ける写真家・川上智之氏(29)がラストを飾った。

 大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生を描く。

 「サッポロ生ビール黒ラベル」のCMや今作のタイトルバック映像を手掛けたクリエイティブディレクター・多田琢氏は「『麒麟がくる』で生まれた新しい明智光秀。光秀は戦乱の世で何を果たし、何を果たせなかったのか?もしも、その思いを胸に抱いたままタイムスリップした光秀が、我々の前に現れたら、どんな写真が撮れるだろうか…。川上さんにはそんなテーマに挑んでいただきました」と狙いを説明。

 「写真の中の光秀を見ていると『この光秀は我々が生きる現代をどう見るのだろうか?』『果たして彼は今の世に“仁”を見いだすことができるのだろうか?』と思えてきます」とした。

 制作統括の落合将チーフプロデューサーは「現代の写真家が撮る『明智光秀の肖像画』。ついにコンプリートです。奥山さん、内田さん、川上さんの3人の写真家による長谷川さん扮する光秀のエッジの立った挑戦的な3枚を、多田さんがプロデュースしてくださり、並べると、もはや美術館のような迫力です!」と絶賛。

 「最後の近未来の中に光秀が降り立ったような写真を手掛けてくださったのは川上智之さん。思えば、このドラマの制作過程には、温暖化による台風被害、コロナウイルスの襲来など、さまざま な災害がスタッフ・キャストを襲いました。その中で長谷川博己さんは、決して負けないぞという不屈の闘志で『麒麟がくる』づくりを牽引してくれました。その闘志が、この最後の1枚には宿っているような気がします。光秀が『大きな国づくり』を最後まで決して諦めなかったように。3枚のフォトは、この1年の激動と連動しその中で希望を求めて生まれた、ドラマと現代をつなぐ唯一無二のものになった気がします!」と感じ取った。

続きを表示

2021年1月9日のニュース