「軍師官兵衛」明智光秀役の春風亭小朝「麒麟がくる」出演 坂東玉三郎の弟役「なぜあんなに美しい方と」

[ 2020年8月14日 15:41 ]

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で天台座主(比叡山延暦寺住持)・覚恕法(かくじょほう)親王役を演じる春風亭小朝
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 NHKは14日、今月30日に放送を再開する大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)の後半戦「京~伏魔殿編」の新キャスト10人を発表。落語家の春風亭小朝(65)が天台座主(比叡山延暦寺住持)・覚恕法(かくじょほう)親王役を演じる。

 俳優の長谷川博己(43)が主演を務める大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを照らす。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。

 小朝演じる覚恕法親王は正親町天皇(坂東玉三郎)の弟。幼少時より美しい兄に対してコンプレックスがあり、天台座主として金と権力で兄に対抗しようとする。朝倉・浅井連合軍を比叡山に匿い、信長により焼き討ちに遭う。

 2014年の大河「軍師官兵衛」で明智光秀を演じた小朝。「本物の光秀と共演するのを楽しみにしております。今回は玉三郎丈が演じる帝(みかど)の弟という役です。なぜ僕があんなに美しい方と兄弟なのか不思議に思っておりましたが、台本を読んで納得しました。その謎はドラマを御覧になれば分かりますので、優しい眼差しでご視聴ください」と呼び掛けた。

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2020年8月14日のニュース