三浦春馬さん遺作ドラマ、9・15スタート決定 TBSが発表「一部台本を書き直して撮影を進めていく」

[ 2020年7月31日 07:30 ]

9月15日に放送がスタートするTBSドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」(C)TBS
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 18日に死去した俳優三浦春馬さん(享年30)が亡くなる前日まで撮影に参加していたTBSドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」(火曜後10・00)の放送開始日が9月15日に決定した。31日、同局が発表した。三浦さんの代役は立てず、一部台本を書き直して撮影を進める。

 今作は女優の松岡茉優(25)がOL役で主演し、三浦さんが恋の相手となる御曹司を演じるラブコメディー。当初は9~10月に全8話の放送を予定していたが、撮影期間に三浦さんが急逝した。

 プロデューサーの東仲恵吾氏は「皆様から、三浦春馬さんが演じたこのドラマを観たいという非常に多くのご要望をいただきました。それにお応えするべく、キャスト・スタッフ一丸となり作り上げた作品をお楽しみいただけるように、誠心誠意努めて完成させていきます」とコメント。「松岡茉優さんをはじめとした出演者と共にドラマを完結させるべく、一部台本を書き直して撮影を進めていく予定です。是非とも、最後まで『カネ恋』をよろしくお願いいたします」と呼びかけた。

 スポニチ本紙の取材では、同局は作品を全4話に短縮し、1カ月間で放送する方向で調整中。ストップしていた撮影は、早ければ8月上旬にも再開する。撮影済みの映像を最大限に生かす形で物語を仕上げる。

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2020年7月31日のニュース