紗栄子 個人的ルートで医療従事者へ支援物資 支援公表への批判にも持論

[ 2020年5月14日 14:32 ]

紗栄子
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 モデルでタレントの紗栄子(33)が14日、自身のインスタグラムを更新。個人と自身代表理事の社団法人から医療従事者へ支援物資を届けることを表明し、タレントが支援公表することへの意義をつづった。

 紗栄子は「この度、政府のルートに干渉することなく医療用防護マスクの手配が出来ることとなりましたので、私個人で準備していた支援金で物資を購入し、医療従事者の皆様へダイレクトにお届けすることに致しました」と個人的なルートで医療従者へ支援物資を届けることを報告した。

 さらに「そして、私が代表理事を務める社団法人『Think The DAY』としてもまた、チャリティTシャツとチェック柄布マスクのセットなどの販売、1口1,000円からの寄付も受付させて頂き、利益の全額を現場で対応してくださる医療従事者の皆様が必要としている物資の購入や当社団法人が取り組む様々な支援活動に充てさせて頂きたいと思います」と、自身が代表理事を務める社団法人からも支援を行うことも明かした。

 続けて「当初は、地震などの災害対策のために、予防として物資や活動資金を準備する団体として設立しましたが、新型コロナウイルスの影響により最前線で対応して下さる医療従事者の皆様に対して、私たちの感謝の気持ちを形に変えるべく、この団体を始動させることに致しました。私たちが声をあげ、行動することで意識を高め、医療従事者の皆様やそのご家族に対して必要な支援ができればと願っております」とつづった。

 「タレントである私のこういった発信に賛否があるのはもちろん理解しております。発言に対して不快な思いをされる方々がいらっしゃるのも存じております」とタレントの寄付に寄せられる賛否の声に言及。「そういった声がある中でも、あえて公表し発信するということが、寄付文化の根付いていない日本においては充分意義があることだと思っています」とあえて公表する意図を説明。「社会への恩返しの形は人それぞれでどんな形でも尊いですし、またそういった行動を否定するような社会になって欲しくないというのは子を持つひとりの母親としての願いでもあります。そのムードを作っていくこと自体がファンの皆さんがいらっしゃって仕事が成り立っている私の出来る社会への恩返しだと考えております」と持論を展開した。

 また「支援活動のプロではないそんな私たちが支援活動に参加することで支援の輪が広がり、大人たちの助け合う姿を見て育った次世代の子供達がボランティアを身近に感じ、支援活動に対しても日常的に興味を持ってくれるようなきっかけになってくれたらこんなに嬉しいことはありません」とも。「今のこの日を皆様と一緒に笑顔で生きるために、様々な支援活動を目的とした『Think The DAY』をスタートして参ります。皆様のご支援、何卒宜しくお願い致します」と決意を記し、「最後になりますが、新型コロナウイルス感染症の終息により一日でも早くみなさんが大切な人々と健やかな日々を過ごせるように心よりお祈り申し上げます」と締めくくった。

 紗栄子は以前からボランティア活動に積極的に取り組んできた。今月1日、エイベックス・マネジメント株式会社との契約期間が4月30日をもって満了し、今後は個人事務所でマネジメント及び営業活動を行うことを発表したことを発表したばかりだった。

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