玉川徹氏 大相撲力士死去に「ハイリスクの人たちという前提で協会も対処しないと」

[ 2020年5月14日 12:02 ]

 テレビ朝日の玉川徹氏が14日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。新型コロナウイルス感染のため4月8日から入院していた大相撲の高田川部屋の三段目力士・勝武士(本名・末武清孝)さんが13日に新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため28歳で亡くなったことについてコメントした。

 日本相撲協会によると、4月4日ごろから38度台の発熱があり、師匠の高田川親方(元関脇・安芸乃島)らが保健所や複数の病院に連絡したが受け入れ先が見つからなかった。血痰(けったん)があった同8日夜に都内の大学病院に入院し、翌日に転院。10日にPCR検査で陽性が確認されると19日に病状が悪化し、集中治療室で治療していた。新型コロナ感染での死者は日本の現役アスリートでは初。国内の20代以下の死亡は年齢が明らかになった中では初とみられる。

 玉川氏は「20代の方でも例えば糖尿病があったり肥満があったりすると、これだけリスクが高いという逆にそういうふうなことが分かったなっていうことでもありますよね」と言い、力士について「糖尿病を患っている方が中にはかなりいるということですし、皆さん体が大きく脂肪も多いんでしょうから、ハイリスクの人たちなんだという前提で相撲協会も対処していかないと危ないですね」と話した。

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2020年5月14日のニュース