女優・堀田真由 朝ドラ「エール」好演でブレークの予感

[ 2020年4月22日 14:30 ]

NHK連続テレビ小説「エール」で踊り子を演じた堀田真由(C)NHK
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 【牧 元一の孤人焦点】強いインパクトを受けた。NHK連続テレビ小説「エール」での女優・堀田真由の登場シーンだ。

 堀田は今月16日と17日の放送で、主人公・裕一(窪田正孝)の初恋の相手となる踊り子を演じた。裕一は先輩の誘いでダンスホールへ。そこの1番人気の踊り子から「Shall we dance?」と誘われ、一緒にダンス。「天にも昇る気持ちだったようです」とのナレーションが流れ、次のシーンでは裕一が職場でソロバンを抱え、にやけている。踊り子に一目ぼれしてしまったというわけだ。

 この初恋エピソードにリアリティーを与えたのは、踊り子を演じた女優に、それだけの魅力があったからこそだ。堀田真由は、2015年、WOWOWのドラマ「テミスの求刑」でデビュー。17年にはNHK連続テレビ小説「わろてんか」にヒロインの妹役でレギュラー出演している。

 なぜ、今回、堀田が裕一の初恋の相手役に選ばれたのか。「エール」の制作統括の土屋勝裕チーフ・プロデューサーは「堀田さんの華やかさとかわいらしさは、ダンスホールで人気の踊り子さんという設定にぴったりだった」と説明。踊り子は実は裕一の幼なじみで、裕一をからかっただけだったというオチがついたが、「裕一を手玉にとる大人の女性、表の顔と別の顔も持つ二面性のある女性なので、そういう女性を演じるには、お芝居の達者な堀田さんがぴったりだと思った」と話した。

 堀田の実際の演技を目にした土屋氏は「裕一が一目ぼれするのも納得」とキャスティングの成功を強調。堀田はドラマの中で社交ダンスを披露しているが、2時間の練習を3回やっただけで「とても上達が早かった」という。

 堀田の登場は2日間だけだったので、朝ドラによくある「……ロス」のような現象は生まれていないが、NHK関係者は「『再登場してほしい』という声も出ている」と話す。

 これまで朝ドラの助演陣から数多くの人気俳優が生まれている。堀田は今後、フジテレビが運営する動画配信サービス「FOD」制作のドラマ「いとしのニーナ」(5月18日配信開始)にヒロイン役で登場するが、ブレークの予感が強い。

 ◆牧 元一(まき・もとかず)1963年、東京生まれ。編集局デジタル編集部専門委員。芸能取材歴約30年。現在はNHKなど放送局を担当。

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