志村さん東村山実家に献花台 バカ殿人形などゆかりグッズも…

[ 2020年4月2日 05:30 ]

志村さんの東村山市の実家に設置された献花台(撮影・吉田 剛)
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 先月29日に新型コロナウイルス肺炎のため死去したタレント志村けんさん(享年70)の東京都東村山市の実家には1日、献花台が設置され大勢のファンが志村さんを追悼しようと訪れた。兄の知之さん(73)ら親族が設置した幅1メートルほどの献花台には志村さんが愛飲した芋焼酎や、「アイ~ン」ポーズのバカ殿人形、「ヒゲダンス」のフィギュアなどゆかりのグッズが置かれ、ファンが献花した白いカーネーションが並んだ。

 志村さんの実家には訃報が流れた先月31日から、ファンが訪れた。東村山駅前など多くの場所でファンが献花を行う状況に、知之さんは「凄いですよね」とほほ笑み、日本中を笑わせてきた志村さんの功績の大きさをかみしめていた。

 新型コロナウイルス感染防止のため、遺族は遺体との対面もかなわなかった。志村さんは31日に荼毘(だび)に付され、遺骨として実家に戻った。関係者によると、この日、知之さんらは親族のみで密葬を執り行った。所属事務所によると、後日、お別れの会を開く予定。

 《刻印入り焼き芋焼酎 愛飲「志村けん」も》 献花台には、志村さんが行きつけのバーや自宅に置いて毎日のように飲んでいた焼き芋焼酎「鹿児島大地」も飾られた。俳優の杉良太郎(75)がプロデュースしたお酒で「志村けん」の刻印が入っており、06年にフジテレビ「SMAP×SMAP」に、加藤茶(77)と出演した際に出演者らへのお土産で作った特注品だ。

 販売元の担当者は「凄くお酒を愛してくださっていたのに、こんなことになって本当に残念です」と話した。

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