坂上忍 森喜朗会長の東京五輪「やるんだ」発言に「大丈夫なのっていうのはみんな思ってんだよね」

[ 2020年3月12日 12:38 ]

俳優の坂上忍
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 俳優の坂上忍(52)が12日、フジテレビ系「バイキング」(月~金曜前11・55)に出演。2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会で理事を務める高橋治之氏(75)が新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大会延期の検討を今月末の組織委理事会で提起する考えを示したことを受け、組織委の森喜朗会長(82)が不快感を示し、改めて「やるんだ。予定通りに準備を進める」と組織委としてのスタンスを示したことに言及した。

 高橋氏は広告代理店、電通の元専務でスポーツビジネスに精通しており「現実を踏まえ、それなりに対応しないといけない。時間的にも(迫っているので)」と発言。一方で国際オリンピック委員会(IOC)には米テレビ局NBCが巨額の放送権料を支払っている事情を踏まえ、「中止はない」と明言。延期の場合の実施時期は「早い方がいい」としつつ、1年後は各競技の日程が埋まっていることから2年後が現実的な選択肢との考えを示した。高橋氏は10日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)でも同様の考えを語っていた。

 坂上は、森会長の「“やるんだ、やらないことなんて考えてないんだ”っていくら言われても、えっ大丈夫なのっていうのはみんな思ってんだよね」と指摘した。

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2020年3月12日のニュース