舞台「改竄・熱海殺人事件」予定通り12日開幕へ 新宿・紀伊國屋ホール キャパ400人

[ 2020年3月11日 19:36 ]

 新型コロナウイルスの感染拡大のため、各種コンサート・演劇公演・イベントなどが中止・延期になる中、舞台「改竄・熱海殺人事件」は12日、当初の予定通り、東京・新宿の紀伊國屋ホール(418席)で開幕する。主催者は11日、公式サイトで「新型コロナウイルスの感染拡大はいまだピークを過ぎたとは言えない状況ですが、できる限りの方法で感染症予防に取り組みつつ、当初の予定通り、3月12日(木)より公演をスタートさせるべく、準備させていただいております」とした。東京公演は今月30日まで予定されている。

 劇作家つかこうへい氏の名作「熱海殺人事件」を、次世代を担う中屋敷法仁氏が演出。「ザ・ロンゲストスプリング」に荒井敦史、馬場ふみか、玉城裕規、佐伯大地、「モンテカルロ・イリュージョン」に多和田任益、兒玉遥、鳥越裕貴、菊池修司が出演する。

 主催者の発表は以下の通り。チケット払い戻し、公演日程の振替には応じる。

 皆さまご存知の通り、新型コロナウイルスの感染拡大はいまだピークを過ぎたとは言えない状況ですが、「改竄・熱海殺人事件」につきまして、下記の通り、できる限りの方法で感染症予防に取り組みつつ、当初の予定通り、3月12日(木)より公演をスタートさせるべく、準備させていただいております。ご来場のお客様におかれましても、予防と拡散防止のためご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 なお、今後につきましても政府機関の発表などを注視しながら、状況の変化に伴い、公演に関するお知らせがある場合には、公式HP並びにSNSにてお知らせいたします。

 <劇場での対策について>
 ・施設内の換気、客席、トイレ、ロビーの手摺や扉のアルコール消毒を実施いたします。
 ・開演直前までできる限り、屋外に通じる非常口を開放し、大規模な換気を行います。
 ・お客様入場口に消毒用アルコールを設置いたします。感染予防にご協力ください。
 ※アルコールが苦手な方は担当スタッフにお申し付けください。
 ・お客様と接するスタッフは、マスク着用にて応対させていただきます。
 ・通常、紀伊國屋ホールで行っている座布団の貸し出しは見合わせていただきます。
 ・客席を使用した演出を中止いたします。
 ・ご帰宅後に記入いただけるようWebアンケートを準備させていただきます。

 <お客様へのお願い>
 ・飛沫感染防止のためご来場いただくお客様には、症状の有無に関わらず入手可能な範囲でマスクの着用をお願いいたします。また、花粉症などの方は、咳やくしゃみエチケットをお願いいたします。
 ・体調のすぐれない方は外出を控え、くれぐれもご無理なさらぬようお願いいたします。発熱や身体の痛み、咳などの症状がある場合は、ご来場される前に医療機関にご連絡の上、指示に従って受診・ご来場のご判断お願いいたします。
 ・手洗い、うがいの励行をお願いいたします。
 ・会場にて万が一体調が悪くなった場合、我慢なさらずに速やかにお近くのスタッフにお声掛けください。
 ・この公演では出演者へのお手紙やプレゼントは辞退させていいただいておりますので、ご理解、ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。

 できる限りの対策で予防に努めて参りますので、ご理解ご協力、何卒よろしくお願いいたします。

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2020年3月11日のニュース