金子恵美氏、マスク出品・888万円売り上げの県議に「議員辞職でケジメを…」「ビジネスのにおいが」

元衆院議員の金子恵美氏
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　元衆院議員の金子恵美氏（42）が11日、水曜コメンテーターを務めるTOKYO　MX「バラいろダンディ」（月～金曜後9・00）に生出演。医療用マスクを大量にネットオークションに出品していた静岡県焼津市選出の諸田洋之県議（53＝無所属）について言及した。

　金子氏は、マスク不足が社会問題化している現状に触れ、「本人は不当な利益を得たものではないと主張していますが、倫理的に公共心をもってやるのであれば、他のやり方でも広げることができたので、やっぱりそこにビジネスのにおいがしましたよね」と指摘した。

　諸田県議は辞職をしない意向を示したが金子氏は、「正直、議員辞職でケジメをつけるっていうのは、一つのみなさんへのメッセージになると思います」とコメント。「市民・県民から批判を受けている、県民の代表という自覚がない！」とバッサリ斬り捨てた。

　諸田県議は9日、県庁で会見し「マスクは2月4日から計89回出品し、総額約888万円を売り上げた」と述べた。売り上げは「法的に問題ない形で新型コロナウイルス対策に役立てたい」と説明。自身が経営する貿易商社の代表を辞任し、県議は続ける意向を示していた。